これはお洒落! 洒落者が選ぶミリ時計は
〈ハミルトン〉の黒ボディ!
〈ハミルトン〉といえば、第2次世界大戦中の1940年代に、一般販売用の時計製造を中止。アメリカ軍にミリタリーウォッチを供給していた歴史を持つ。それだけに、ミリタリー由来のモデルが数多くあるわけだが、そんな時計は、お洒落な着こなしにこなれ感を加えてくれる心強〜い存在。特にヴィンテージ感たっぷりな味なタイプはそう。とはいえ、今どきのモノトーン主体の着こなしには、ちょっとアンバランスな見た目になることも……。そこで、オススメしたいのが、カーキ フィールド キング オート。こちらはロングセラーモデルの最新作で、まさかの漆黒ボディが実にお洒落。それでいて、ミリタリールーツを色濃く残すコレクションなのだから侮れない。
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サングラス3万9000円(ジュリアスタートオプティカル/プライベートアイズ&トラッカーズ)
〈ハミルトン〉の新作として登場したのが、カーキ フィールド キング オート。その特徴は、ミリタリー時計ながらも漆黒ボディを纏い、なんとも都会的な雰囲気が感じられるところ。
まずご覧いただきたいのが、ケース。素材にはステンレススチールを採用。そこにブラックのPVD加工を施している。表面はサテン仕上げで磨かれていて、ツヤを消したマットな仕上がりに。この精悍にして落ち着いた表情が、とにかく都会的な着こなしによくハマる。
文字盤も精悍なブラックを配色。一見シンプルに見えるが、実は表情豊か。たとえば文字盤中心から放射状の線が刻まれているサンレイ仕上げ。その外周には溝を刻んだレコード引き仕様となっている。このへんは、さすがに時計作りにこだわった装飾といえるところ。
また、12時位置には、カーキ フィールド キング オートの代名詞ともいえる2段のデイデイト表示を配置。漆黒ボディの中にあって、絶妙なアクセントとなっている。インデックスは12時間表記の内側に24時間表記を装備。ミリタリー由来のディテールが、男心を揺らしてくる。
ケース右側にはリュウズガードを装備。都会的な顔ながらタフな印象を与えるのは、こんなディテールが効いている証拠。カーブを描いたシルエットも、シャープでスタイリッシュ。一方ではモダンさを際立たせている。
さらにストラップにもご注目を。カーキコレクションだとNATOベルトが多く採用されているけど、こちらは上質なカーフストラップ仕様。上品で都会的な着こなしにはぴったりで、大人らしい雰囲気作りにも貢献してくれるだろう。
カーキ フィールド キング オート。Ref. H64465733 ケース径40mm、自動巻き、SSケース、カーフストラップ、50m防水。7万2000円(ハミルトン/ハミルトン スウォッチ グループ ジャパン)
ムーブメントはパワーリザーブ80時間を誇るH-40を搭載。これだけ長いと、週末から月曜日までつけなくても止まってしまうこともないし、なにかと安心かも。
漆黒ボディが都会的な〈ハミルトン〉のカーキ フィールド キング オート。これならミリタリーテイストを楽しめつつもモノトーンコーデにぴたりと馴染むし、上品なセットアップ姿にもお誂え向き。もちろんデートの際にも、頼れる相棒になるのでは?
スタイリスト私物
カーキ アビエーション コンバーター オートクロノ
カーキ パイロット パイオニア メカ
●ハミルトン スウォッチ グループ ジャパン
TEL:03-6254-7371
URL:www.hamiltonwatch.jp
※着用アイテムの問い合わせ先
●プライベートアイズ&トラッカーズ
TEL:070-1577-2666
photo : Tomoo Shojyu(BOIL)styling : Masahiro Enomoto(remix)