エンジンの鼓動が心地いい希少な’70sバイク! 〈ドゥカティ〉ロード250
執筆と撮影、そしてモーターサイクルと大好きなものだけを追いかけていたらいつのまにかそれが生業になっていたというグレイ。そんな彼が愛情をたっぷり注いでいるのがツウも思わず唸る“希少”なモデルだ。
- SERIES:
- カリフォルニアのモーターサイクリスト! vol.33
[グレイ・ヴァン・ダイク]Gray Van Dyke
北カリフォルニア で育ち、カレッジではデザインと文学を学びつつモーターサイクル にも情熱を注ぐ。その経験を生かし、現在はサンタモニカのモーターサイクルショップでオークションを含むウェブ全般の編集を担うプロデューサーとして活躍中。iconicmotorbikeauctions.com/
ノーザンカリフォルニアの大自然で伸び伸びと育ったグレイ。学生の頃から友人の影響でハマってしまったモーターサイクルの世界を掘り下げ、いつのまにか二輪専門のオークションライター&フォトグラファーとして彼の専門分野として知識を深め、自身のキャリアにうまく取り入れ、着実にキャリアとして築いてきた。LAに移住した現在は、サザンカリフォルニアの理想的な’70sスタイルを満喫して休みの日には海沿いのハイウェイをドライブすることが日常と化している。
そんな彼が愛してやまない単車は’72年製のクラシックな〈ドゥカティ〉のロード250。メイド・イン・イタリーの洗練されたデザインと伝統的かつ高性能な空冷エンジンが特徴。半年前にコレクターの友人が格安で譲ってくれて以来、すっかり虜になったそう。
「試乗してみると乗り心地もよく、パーツ細部のデザインまで洗練されているといったこだわりも気に入ったんだよ」と笑顔で語る。ドライブする際は気分によって、ジャケットやヘルメットをコーディネートして、独自のモーターサイクルファッションも楽しんでいるそう。
スケルトンのパッチワークが印象的な人目を引くジャケットは、〈ヴァンソン〉のヴィンテージ
カラフルなヘルメットはレーシングスタイルを得意としているU Sブランドの〈トロイ・リー・デザインズ〉。お気に入りのステッカーを貼ってオリジナル感を出している
エンジンは空冷。ガソリンタンクのブランドロゴの刻印が威厳を感じる
カフェレーサー 風のシート。バックのブランドロゴを見るたびに、特別感を与えてくれる
サンタモニカからマリブ近辺の海沿いのハイウェイ(PCH)とそこから繋がるキャニオンのワインディングロード。週末の早朝、渋滞がない道路をゆっくり走るのが日課に。
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雑誌『Safari』4月号 P220掲載
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photo : Kentaro Minato(Seven Bros. Pictures)
text : Momo Takahashi