’70sデザインが魅力の旧車トラッカースタイル! 〈ホンダ〉CB500
俳優やプロデューサーなど多才な顔を持つロレンツォ。TVや映画の収録の合間を縫ってツーリングをするのが息抜きだという彼は、数台所有しているモーターサイクルの中でもマニア垂涎で稀少な〈ホンダ〉CB500に夢中。センスのいいカスタムにも注目だ!
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- カリフォルニアのモーターサイクリスト! vol.7
[ロレンツォ・パロー]Lorenzo Parro
アクター、TVホスト、コメディアン、TVプロデューサーなど多方面で活躍している。現在は、自らがプロデュースしたモーターサイクルに乗りながら全米を巡るロードトリップを収録している。@lorenzoparro
テレビドラマやムービーなどをはじめ、幅広い仕事を手掛けているロレンツォ。多忙な日々を送る彼が、スケジュールの合間を縫って『サファリ』の撮影現場に乗って現れたのは、1971年製の〈ホンダ〉CB500。彼が数台所有しているモーターサイクルの中でも、特別な存在であり、一番のお気に入りだそう。
「’70年代のトラッカースタイルに魅せられて購入を決意したんだ。状態も良好で、パーツなどもすべてオリジナルをキープしていたのも決め手のひとつだね」
旧車でありながら、彼は近所のカフェやショッピング、仕事など日常の移動手段として乗っているようだ。だけど、メンテナンスには抜かりなし。しっかりと手入れされていることは愛車の状態を見れば一目瞭然。そんな彼の2輪生活の楽しみは、地元ヴェニスビーチで活動しているモーターサイクルクラブ“VVMC”でのツーリング。週末は100人近くのメンバーとビーチやキャニオンはじめカリフォルニアの大自然を一緒に走り抜ける。
「道中で立ち寄るカフェでは気のおけない仲間との交流も楽しみのひとつなんだ」と笑顔で語ってくれた。
革製グローブは色違いを常備。ワードローブはブラックやネイビーが多いので、ファッションに合わせて差し色として使い分けている
ジャケットは〈デウス・エクス・マキナ〉のオリジナル。ちなみに、デウスにはバイク仲間との待ち合わせや仕事などで毎週のように通っている常連
2連のアナログメーターが渋い。現代的なスマホホルダーも完備
1971年製ながら、エンジンはピカピカ! オーナーの愛を感じる
モーターサイクルクラブ“VVMC”のツーリングのスタート地点として使われているのが、デニムストアの〈ストロングホールド〉。レンガ作りの風情のある建物もヴィンテージバイク乗りたちにはたまらないポイント!
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雑誌『Safari』12月号 P254掲載
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Photo : Yutaka Akiyama(Seven Bros. Pictures) text : Momo Takahashi