“国産牛のローストビーフ / 季節野菜、ヨークシャープディング、グレイビー”
ローストビーフといえば、とイギリスの伝統料理の1つ。ただ、その「“伝統的ローストビーフ”を食べたことがある?」と聞かれたら、いつものローストビーフがそれなのかどうか違いがわかる人は少ないのかも。もしあなたもそうであれば、パレスホテルを案内したい。1961年の開業以来受け継がれてきた本場イギリスの伝統の味を、是非彼女と堪能してみて!
〈パレスホテル東京〉は2012年にリニューアルオープンして以来、宿泊もウェディングも非常に評価が高く、女性に人気のホテル。その〈パレスホテル東京〉のロビーフロアにあり、ブレックファストからディナーまで提供しているのが、オープンキッチンでライブ感たっぷりの“グランド キッチン”。
お濠の景観を堪能できる広々とした天井高6mの空間を有しており、フレンチ、洋食、和食といった幅広いメニューが取り揃えられている。旧パレスホテル時代から親しまれている洋食やスイーツを楽しめるとあって、終日賑わっている。
肉質は繊細でとろけるような口当たり!
定番メニューの中でも代表的な一品として挙げたいのが“国産牛のローストビーフ / 季節野菜、ヨークシャープディング、グレイビー”(5600円、税・サ別)。肉質はとろけるような口当たりで、舌の上で肉の繊細さが伝わってくるほど。
素材の旨みを最大限に引き出すために、約3時間かけてじっくり焼き上げるので、噛みしめる度にしっかりとした極上肉の旨みが堪能できる!
口いっぱいに広がる国産牛ならではのジューシーな味わいは、本場イギリスの名店“シンプソンズ”から伝えられた味をアレンジし、1961年のパレスホテル開業以来受け継がれてきたものだ。
付け合わせは本場のローストビーフさながらに、たっぷりのヨークシャープディングと季節野菜。ソースは肉汁の芳醇さを内包したグレイビーで、ローストビーフにはもちろん、付け合せにもよく合っている。
〈パレスホテル東京〉の住所が“丸の内1-1-1”であることからもわかるように、東京のど真ん中に位置しているのだけど、大都心にあってこれほど美しい緑と水に恵まれていたホテルは珍しい。休日のデートで丸の内を彼女とお買い物。そんなときに、歩き疲れた彼女を誘ってみるのはどうだろう。彼女だって、“お腹空いてきたし、食べに行ってみたい!”とその誘いにのってくれるはず!
●〈パレスホテル東京〉グランド キッチン
住所:東京都千代田区丸の内1-1-1 パレスホテル東京 1F
営業時間:6:00~23:00
“国産牛のローストビーフ”の提供時間は11:00~23:00
TEL:03-3211-5236
URL:https://www.palacehoteltokyo.com/restaurant/grand-kitchen/
1976年台湾生まれ、後に日本国籍。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。テレビや雑誌で活躍し、料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。