ワイルドキャラの大人はこれが定番!?
ジェイソン・ステイサムの黒パンツ使い!
アクションスターとして、確固たる地位を築いている俳優ジェイソン・ステイサム。50歳という年齢にも関わらず、若さを感じませんか? 肉体派俳優らしい鍛えられたカラダが若さを醸し出すのか、はたまた20歳年下のモデル、ロージーと交際していることが要因なのか? ファッションだってオヤジク…
アクションスターとして、確固たる地位を築いている俳優ジェイソン・ステイサム。50歳という年齢にも関わらず、若さを感じませんか? 肉体派俳優らしい鍛えられたカラダが若さを醸し出すのか、はたまた20歳年下のモデル、ロージーと交際していることが要因なのか? ファッションだってオヤジクサさはなく、若い彼女と一緒に歩いていても違和感はない。だからといって、無理して若作りしてるように見えないのはなぜ?
その理由は、ズバリ“黒パンツ”かも。ジェイソンの着こなしを見ていると、最近圧倒的に黒パンツが多い。で、黒パンツといえば、洗練された雰囲気で、着こなしを都会的に見せてくれるのがいいところ。だから、街デートなんかにはまさにぴったり。お洒落な彼女と一緒に歩いていても見劣りしないのは、まさにこの色の魔法といえるかもしれない。それに黒は、男らしくワイルドさを感じさせる色でもある。その点でいっても、ジェイソンのワイルドなキャラによく似合うのは言わずもがな。彼は自分のキャラに似合う色を知っていて、それを上手に使っているってわけだ。もちろん着こなしの工夫も怠りなし。トップスによって素材の違う黒パンツを選ぶなど、彼は単純に見えないようなテクを駆使しているように見受けられる。今回はそのあたりを是非参考にしたい!
01 ボンバージャケット×黒スラックス
ラフなアウターにはきちんと感あるスラックス
まず、ボンバージャケットなど、ラフなアウターのとき。男らしさもあるし、きっと『Safari』読者にも普段よく着ているという人も多いかと。だが、定番なだけに、小僧と差をつけることが難しかったりも。そこで、このジェイソンを見てほしい。そんなアウターのときは、パンツをスラックスにして、きちんと感のある大人っぽさを出している。テイストが違いすぎて、ハードル高い? いやいや、ご安心を。黒のトーン合わせのおかげで、ちゃ~んと大人っぽい洒落感を出せているのはご覧のとおり。さらに、足首を出すってことで、重くなりがちな黒合わせを軽快に見せているのはさすが!
〈オールセインツ〉× 『Safari Lounge』限定販売商品の黒パンツ 2万1296円(オールセインツ)
02 ステンカラーコート×黒スウェットパンツ
きちんと感あるコートにはスウェットでラフに
きちんと感あるステンカラーコートの着こなしがコチラ。ステンカラーコートはシンプルなデザインだけに、ちょっと真面目すぎな印象に思われる可能性がある。それを回避しようとしたのか、ジェイソンは黒のスウェットパンツでハズすというテクを披露している。確かにこれなら、ほどよいリラックス感とラフな雰囲気が出て、休日スタイルにもぴったりかも。でも、それだけじゃ終わらないのがジェイソン。ご覧のように、足元には黒のハイカットスニーカーをチョイス。足元に存在感あるシューズを合わせることで、コートのボリュームに負けないようバランスをとっているのだ。このへんもニクイ!
コットン混紡素材を使用したフリーステニストラック黒パンツ 1万2000円(ラコステ)
03 スウェットシャツ×黒チノ
ご近所のラフな格好にはハリのあるチノパンツを
ちょっと温かい日。クルマ移動でアウターを着ずスウェットシャツ1枚で登場したジェイソンは、それに黒チノを合わせている。柔らかいスウェットに、柔らかい素材のパンツを合わせると、部屋着ならまだしも、街ではちょっとだらしない印象になりがち。そこで、このようなチノの出番。ちょっとハリがあるコットン生地であるだけで、ゆるゆるとした雰囲気にはならず、男らしい雰囲気はキープできるってもの。さらに、色が黒であれば、ラフすぎるということもない。それに、ジェイソンはキャップもシューズもちゃんと黒で揃えて、全体のまとまり感を計算しているのは明らか。これなら、急遽ロージーとデートすることになっても対応可能!?
綺麗なラインが特徴の黒パンツ。肉厚の天竺を使うことで、シルエットをキープ 2万円(リディアル/カイタックインターナショナル)