夏に持つべき柄シャツは?
ゆるさと色気が備わった“開襟”が正解!
開放的な気分になる夏だからこそ、着こなしに取り入れやすいアイテムがある。そう、それはアイキャッチーな“柄シャツ”。派手なイメージもありそうだけど、存在感という意味では右に出るものはないし、遊び心だって一級品。それに、陽気でメリハリのあるコーデが完成するとあって、実は使わないのはもったいないアイテムなのだ。なかでも、襟元からヌケ感が出せる開襟シャツなら、爽やかに着こなせることをお約束!
1枚でキマるはずの柄シャツが、なんだか暑苦しく見えてしまっては本末転倒。その点、柄ものの開襟シャツなら、夏らしい華やかな柄とヌケ感のある襟元の相乗効果で、開放的な気分を演出できる。そのうえ、さりげない首元の肌見せにより大人の色気も漂うから、彼女をドキッとさせちゃうなんていう嬉しいハプニングも!? さらにそれが格上ブランドのものならセンスも貫禄も、まさに一枚上。次のデートには、そんな開襟シャツでユーモアとセクシーさを兼ね備えた男をアピールしてみては?
19万2500円(ディオール/クリスチャン ディオール)
ガーナ出身のアーティスト“アモアコ・ボアフォ”とのコラボによるハワイアンシャツ。“ディオール オブリーク”ジャカードを施した生地に、ボタニカル柄を重ね、ナチュラルさとリッチな存在感を両立。ドレスシャツ風にも、開襟シャツとしても楽しめるコンバーチブル襟で、幅広く着こなせるのも魅力的。
11万3300円(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス)
2021サマーコレクションのキーワード、マルチカラーの“ウォーターカラー・モノグラム”パターンが主役のコットンシャツ。カリフォルニア・ヴェニスビーチの夏を、水彩画から着想を得たというカラフルで幻想的なプリントパターンで表現。すっきりとした丈感は、そのまま着るのはもちろん、レイヤードスタイルにも取り入れやすい。
13万7500円(ボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)
インパクトのあるカラーリングで独特の存在感を放つこちらは、1987年のアーカイブグラフィックからインスパイアされたプリントを使用したもの。ヌケ感のあるテロッとしたビスコース素材をウエストインもしやすい短丈にまとめるなど、派手柄をワル目立ちさせないひと工夫で、大人カジュアルに洒落感と彩りを添えてくれる。
12万6500円(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス)
エレガントなシルク素材に、モノトーンカラーでまとめたトロピカルリーフモチーフをプリント。ラフになりがちな柄シャツを、シックな色合いとシャープな表情が漂うシャークカラーで大人っぽく仕上げている。サイドスリットとやや長めになった後ろの裾のおかげで、すっきりと見えるシルエットも秀逸。
ブルー10万100円、イエロー8万9100円(以上セリーヌ オム バイ エディ・スリマン/セリーヌ ジャパン)
上品な光沢とさらりとした感触が心地よい、レーヨン素材を使ったハワイアンシャツは夏の定番。右は、アメリカの現代アートシーンで注目を集めるアーティスト、タイソン・リーダーの作品を用いたコラボプリント、左はなんと食中植物のプリントという、ほかではなかなか見られないデザイン。1枚でインパクトのある個性を出すにはもってこい! シンプルなショーツを合わせれば、サマになること間違いなし。
●クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947
●サンローラン クライアントサービス
TEL:0120-95-2746
●セリーヌ ジャパン
TEL:03-5414-1401
●ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
TEL:0120-60-1966
●ルイ・ヴィトン クライアントサービス
TEL:0120-00-1854
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Satomi Maeda