買ったその後も楽しみに!
“デニム使い”で差がつく新鮮冬アウター!
『Safari Online』読者にとって、いくつになっても心惹かれるのがデニム。とはいえ、クローゼットの中にあるのはデニムパンツかGジャンあたり? でも、今季は面白いことに、これ以外にも気の利いたデニムアイテムが豊富にラインナップ! 独特の味感や男らしさを漂わせたアウターをはじめ、「えっ、これもデニムでできているの?」と、ちょっと新鮮な気分になるものも。きっとコレ、まわりと差をつけるチャンスかも!
4万7000円(コロニー クロージング/バインド ピーアール)
シンガポールを拠点とするセレクトショップのオリジナルブランドから、デニム生地で仕立てたテイラードジャケットがお目見え。ビジネスとオフビジネスの距離感が近い街からの提案だけあって、デニム生地にも凛とした格上感を漂わせている。でも決して堅すぎない印象なのがいい。ドロップがきつすぎないから、楽ちんに着られる点も魅力!
13万円(ヘリル/にしのや)
日本国内の豊富な経験を持つ工場とともに、新しいコンセプトの素材開発を行い、“真面目に面白い”と思えるプロダクトを生み出している新鋭ブランド。ブランド設立時から定番として用意するこちらのオーバーコートは、縦糸はインディゴコットン、横糸にはなんとカシミヤを使ったカシミヤデニム製! ゴワツキが少なくて柔らかい、でもデニムらしい表情をちゃんと残すユニークデザインの1着。
7万2000円(ホワイトマウンテニアリング × リーバイス メイド アンド クラフテッド/ホワイトマウンテニアリング)
アメリカン・ヘリテージのデニムと、東京をベースとしたアウトドア・ユーティリティブランドがコラボ。コチラの“ユーティリティ ジャケット ヤケ”は、9〜10.5ozとオンス違いのデニムを4種類も使用した、M-65タイプのジャケット。リベットや身頃のタックなど、〈リーバイス〉ディテールをミックスした袖の切り替えが面白い。ちなみに製品名の“ヤケ”とは、日本の名山・焼岳から名をとっている。
2万8000円(トミー ジーンズ/トミー ヒルフィガー カスタマーサービス)
アメリカンカジュアルの代表格からも、デニムを使った変わり種アイテムが登場。ジップアップタイプのパーカに、味のあるデニムを採用。胸元やフロントのポケットは、まるでカバーオールのようなデザインになっているのもポイント。ところどころ見られる色落ちも、こなれ感出しに効く。あるようでなかなかない珍しいアイテム!
6万8000円(ヤヌーク/カイタックインターナショナル)
古着をイメージしたユーズド加工のデニムで、ダウンジャケットを作るあたりはさすがといった印象。縦糸のムラ感は、ロープ染色によるインディゴ染めの結晶。よくあるダウンジャケットでは見られないラフな表情を生み出している。裾をラウンド状にしているので、腰までしっかりカバーして、ちゃんと暖かさをキープしてくれる。
5万4000円(リサウンド クロージング)
世界500以上のブランドのデニムを手掛けてきた、デニムファクトリーのオリジナルブランド。経験豊富ゆえに、加工技術も超優秀。このパーカは、上はナイロン、下と袖先はデニムを使った切り替えデザインで、爽快な印象たっぷり。その加工感も極めて自然で、どこか潮っぽい雰囲気も。まわりと差がつくアイテムが欲しいなら、こちらの1着を!
●カイタックインターナショナル
TEL:03-5722-3684
●トミー ヒルフィガー カスタマーサービス
TEL:0120-266-484
●にしのや
TEL:03-6434-0983
●バインド ピーアール
TEL:03-6416-0441
●ホワイトマウンテニアリング
TEL:03-6416-5381
●リサウンド クロージング
TEL:06-6441-6061
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Yuta Yagi