【スニーカー】黒好きな都会派に!
贅沢ブランドの“黒スニ”最新版!
まもなくホリデーシーズンが到来。イルミネーションが輝く街中で彼女とデートなんてとき、足元になにを選ぶ? ドレシューで品格たっぷりにキメる? いやいやちょっとキメすぎ。じゃあ、白スニで爽やかさをアピール? これもアリだけど冬ならもうちょっと重厚感がほしい。そんな足元作りに悩んでいる人におすすめしたいのが、“黒スニーカー”。確かに、冬は洋服がダークになってくるため、足元には黒がよく馴染むってもの。それもラグジュアリーブランドの黒スニなら、足元からの貫禄がハンパない!
黒スニのいいところといえば、着こなしをキリッと引き締めてくれるところ。冬の街の落ち着いた雰囲気に馴染んでくれる点もいい。それがラグジュアリーブランドのものなら、威光もたっぷり。カジュアルなスニーカーとはいえ、デートにふさわしい品格も醸し出せる。今季のラグジュアリーブランドの黒スニは、これ見よがしなデザインにせず、黒の精悍でスマートな印象を生かしているのが特徴。とはいえ、各ブランド、きっちり個性あるアクセントを出しているから面白い。というわけで、街でスタイリッシュな足元を演出してくれる黒スニを、厳選6ブランドでご紹介!
9万2000円(ディオール/クリスチャン ディオール)
ランシュースタイルを洗練された印象に仕上げた“B25 ランナー”。スウェードとメッシュのコンビアッパーに “ディオール オブリーク”アイコンパネルを組みこむことで、どこかエレガントな雰囲気もプラス。立体デザインのソールとガムカラーのアウトソールとのコンビで、アクティブな印象もぐっとアップ。
右:ミドルカット10万円 左:ハイカット7万8000円(以上ドルチェ&ガッバーナ/ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)
右の今シーズンの“NS1”は異素材レイヤードによるアイコニックなデザインが魅力。見た目は極めてアイコニックで存在感もたっぷり。大人らしい品もきちんと備えられている。一方左のディアスキンのエンボスレザーを使ったハイカットスニーカー“サントロペ”は、ドレススタイルにだって合わせやすい、シンプルで落ち着きのある佇まい。同じブランドの黒スニでも、印象はかなり変わる!
右:ボックスパッチ付き8万1000円 左:総柄9万2000円(以上ヴァレンティノ ガラヴァーニ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク)
どちらも作り自体は極めてシンプルな、ファブリック製のローテクライクモデル。アメカジにはもちろん、最近のスーツスタイルにだって似合うことは容易に想像できるはず。右はラバー製のボックスパッチ、もう一方の左はアッパー全体に“VLTN”アイコンをあしらった。両方手に入れて、着る服に合わせて選ぶなんてのも、楽しいかも!?
8万5000円(グッチ/グッチ ジャパン クライアントサービス)
アレッサンドロ・ミケーレの手によって、ブランドアーカイブから復活を遂げた“グッチ テニス 1977”に、ソールまで黒に仕上げたオールブラックが登場。どこか懐かしいのに新鮮な雰囲気を纏うこの1足は、意外やブルーデニムにだってマッチ。再生ナイロン“ECONYL”をはじめとしたサスティナブルな素材で仕立てられている“グッチ オフ ザ グリッド”のエシカルなアイテムという点もチェック。
右:レースアップ6万4000円 左:スリップオン6万円(以上ステラ マッカートニー メンズウェア/ステラ マッカートニー カスタマーサービス)
ミニマルなデザインを得意とするブランドだけに、新作の黒スニも極めて洗練された印象。右の“ループ”は、最近主流のチャンキーソールを備えるにも関わらず、とげとげしさがなく優しげな見た目がユニーク。左は同じくボリュームたっぷりなソールを備えながら、ナイロンアッパーで軽い履き心地。スポッと履ける楽ちんさも魅力。寒い中でも余裕たっぷりに。
右:クラシック3万4000円 左:ハイテク4万5000円(以上エンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
右のコートシューズ風デザインをナッパレザーで仕上げたシンプルな1足は、5㎝厚のソールを備えて個性出し。ヒールに入れたロゴによって、後ろ姿でも主張できる!? 左のオーバーサイズソールが主流だった1990年代スタイルをイメージした1足は、ブロック調のゴツゴツしたデザインがユニーク。見た目に反した、ニットライニングによる柔らかな履き心地もポイント。
●クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947
●ドルチェ&ガッバーナ ジャパン
TEL:03-6419-2220
●ヴァレンティノ インフォメーションデスク
TEL:03-6384-3512
●グッチ ジャパン クライアントサービス
TEL:0120-99-2177
●ステラ マッカートニー カスタマーサービス
TEL:03-4579-6139
●ジョルジオ アルマーニ ジャパン
TEL:03-6274-7070
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Yuta Yagi