デニムによく似合う
サーフな切り替えダウン4選!
寒さに負けず海通いするサーファーのみなさん、冬本番に向けてダウンの準備はお済みですか? せっかくなら西海岸サーファーが着ていたような、あの懐かしの切り替えダウンなんてどう? デニムにもよく似合うし、実は今季、これが人気上昇中!
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今回紹介するのは、肩ヨークや袖の配色を切り替えた、レトロ顔デザイン。実は最近のものは、見た目は温故知新だけど、撥水加工を施したダウンを使うなど羽毛の品質やアウターとして機能性はアップデイトされている。目の肥えた大人も納得の出来栄えってわけ。サーフィン前後に頼りになるうえに、街で着ればまわりとカブらない遊び心を出せるはず!
PEUTEREY
各10万円(以上ピューテリー/カイタックインターナショナル)
イタリア仕込みの派手色ダウン!
カラフルな色使いに加え、左右非対称の配色が目を引くコチラは、イタリアダウンの名門ジオ・ジオスピリット社が手がけるブランド〈ピューテリー〉の新作。立体裁断を駆使したパターンや部位ごとのダウン分量調整で、美しいオーバーサイズシルエットを表現。どこかノスタルジックな色合いで、ボディの光沢感のあるナイロンシェル仕様も懐かしさを感じる。
NIGEL CABOURN
14万円(ナイジェル・ケーボン/アウターリミッツ)
現代的な軽やかな着心地を兼備!
肩ヨークを丈夫で味のあるホースレザーで切り替え、コヨーテファーをあしらったスタイルは、1950年代のダウンJKを現代に甦らせたものなんだとか。ボディの生地は、第一次世界大戦時代のトレンチコートに使われていた素材の風合いを再現したハーフテックスと呼ばれるコットンキャンバス製。中空設計の繊維を用いているので、ドライタッチで重厚そうな見た目ながら、非常に軽量。ダウンJKの持ち味である軽さを保っている。
OCEAN PACIFIC
1万9000円(オーシャン パシフィック/ハンドイントゥリー ショールーム)
愛されたデザインがまさにこれ!
‘70年代の西海岸サーファーたちが、まさに相棒にしていたコーデュロイダウンベストを再現。スナップボタンを開けると襟のように自然に広がり、閉じれば首元までカバーできる立ち襟も、当時から使われていたディテール。肩ヨークやライニングは、しなやかさと丈夫さを兼備したポリエステルシェル仕立て。スナップボタンにもユーズド感のある仕上げを施すなど、細部を見ても当時の雰囲気に浸れるこの作りこみが魅力。
ROCKY MOUNTAIN FEATHERBED
右:オレンジ6万1000円 左:オリーブ6万7000円(以上ロッキー マウンテン フェザーベッド/アール22724)
ダウンJKのマスターピース
ブランドを代表するこの“クリスティジャケット”は、1960年代のアメリカでカウボーイ向けに開発されたダウンJKが原型。1980年代に本国のブランドは消滅してしまったが、ヴィンテージ市場で高く評価される存在に。それが日本の熱烈なコレクターの手で復活を果たしのだとか。一枚裁ちの革を贅沢に使った肩ヨークや70デニールナイロンの表地、リアルムートンといった意匠は、オリジナルを忠実に再現したもの。気になる中のダウンは、高品質なヨーロッパ産ダウンに撥水加工を施し、ダウンの弱点である水濡れによる保温力低下を防いでいる。
●アウターリミッツ
TEL:03-5413-6957
●アール22724
TEL:080-7024-4090
●カイタックインターナショナル
TEL:03-5722-3684
●ハンドイントゥリー ショールーム
TEL:03-3796-0996
photo : Tomoo Syoju(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Takumi Endo