【スニーカー】お洒落セレブ愛用、 今どき感が詰まった〈オールバーズ〉!
昨今のファッションにおいて、最も欠かせないキーワードとなったサステナブル。いまや、Tシャツ1枚とっても環境への負荷が少ないことが求められている。そんな中、スニーカーでそれを実現したブランドがある。それが、お洒落セレブも愛用するブランド〈オールバーズ〉。彼らが考えるサステナブルなスニーカーとは? そして、その人気モデルとは?
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理由1:地球環境に配慮した再生可能な素材
理由2:イマドキにして飽きのこないデザイン
理由3:エコスペックにしてハイスペック
創業は2016年。わずか6年ほどで世界的人気を獲得したシューズブランド、それがサンフランシスコ発の〈オールバーズ〉だ。元プロサッカー選手のティム・ブラウンと、再生可能バイオテクノロジー専門家のジョーイ・ズウィリンジャーが共同で設立。そう、本格スポーツシューズと同等の履き心地のよさと、サステナブルを両立させたシューズ作りが見どころのブランド。
メリノウールやユーカリ繊維といった自然素材を中心とした持続性の高い素材選びやトレーサビリティの明示など、サステナビリティを強く意識したもの作りに定評がある。さらに、アイコニックなロゴを排除したミニマルなデザインで、当初シリコンバレーを中心に評判を高めた。その後、タイム誌で「世界で最も快適な靴」と称され、いまでは名だたるハリウッド俳優たちも愛用する人気ブランドとなった。
日本には2020年に上陸。同年よりアパレルやアクセサリーの展開もスタートさせるなど、いわばノリにノッているブランドといえる。いざ足を入れれば、前述の要素に加えて、元プロサッカー選手が手掛けるシューズらしい快適な履き心地が実感できる。とあらば、その勢いも納得だ。
《お洒落セレブも愛用中!》
奥様とランチに出かけた俳優のクリス・プラット。7月公開の映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』で主演する彼もまた、〈オールバーズ〉の愛用者
オーストラリア出身の俳優クリス・ヘムズワースの足元にも、〈オールバーズ〉の1足が。シンプルなモノトーンのTシャツスタイルを、足元でアスレジャースタイルに
[ヒラリー・ダフ]
ネイビーのセットアップに合わせて、足元にブルーの〈オールバーズ〉をチョイスした歌手のヒラリー・ダフ。セレブリティのデイリーシューズとして、馴染んだ存在なのだとわかる
ペイルトーンのピンクスウェットとの色リンクで、春らしいコーデを披露するレディ・ガガ。〈オールバーズ〉のミニマルなデザインは、どんなコーデにもマッチするのがわかる
右:“ウールランナー”ライトグレー1万4000円 左:“ツリーランナー”チャコール1万3500円(以上オールバーズ)
ブランド躍進のきっかけとなったのが、この“ウールランナー”。アッパーには極細繊維のニュージーランドメリノウールを採用している。柔らかで調湿効果のあるアッパーの快適性とシンプルなデザインは、一度履くとヤミツキに。環境保護、社会的持続可能性が認められたZQ認証メリノウールを採用している点にも注目。
右:“ツリーパイパー”白1万3500円 左:“ウールラウンジャー”カーキ1万3500円(以上オールバーズ)
左は、ZQ認証を受けた高品質でサステナブルなメリノウールを採用したスリッポンタイプ。メランジカラーが天然素材感をよりアピールしてくれる。クラシックなコート系デザインの右は、ユーカリの木の繊維をメッシュ編みにしたアッパーが特徴。シューレースには、ペットボトルの再生材が使われている。
上:“ツリーフライヤー”イエロー2万1000円 下:“トレイルランナーSWT”ブルー1万8500円(以上オールバーズ)
プロ目線の本格スポーツモデルも人気。上はソックタイプのユーカリ繊維製ニットアッパーと、軽量でクッション性の高いスウィフトフォームが快適なランを可能にする。下はブランド発のトレイルシューズで、耐久撥水加工アッパーにグリップ力の高いラグソールが山道での安定感を実現。
“SEA TEE”6300円(オールバーズ)
2020年より展開がはじまったアパレルコレクション。ここでもサステナブルと高機能の両立はしっかり図られており、このTシャツでは防臭効果の高いズワイガニ殻由来のトリノXO素材を採用。テンセルリヨセルとメリノウールとブレンドすることで、夏にうれしい1枚に。
サステナブルな提案を行うブランドは、いまや珍しくない。しかし、同時に着心地へのこだわり、パフォーマンスへのこだわりもしっかりと実現するとなると、なかなかハードルが高いのが事実だ。〈オールバーズ〉でいえば、さらにプライスにおいても適正価格。いや、前述を満たすとあらば、むしろコストパフォーマンスにも優れると言っていい。
●オールバーズ
TEL:0800-080-4054
photo : Tomoo Syoju(BOIL) styling : Takumi Tagawa text : Masafumi Yasuoka