肉眼よりクリアな映像ってどんな?『ジェミニマン』
主演はウィル・スミスで、監督は『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』などでアカデミー賞2度受賞のアン・リー。そしてプロデューサーは『アルマゲドン』などのジェリー・ブラッカイマー。このハイレベルな3人が結集し、取り組んだのは革命的映像へのチャレンジ! 若きウィル・スミスを登場させるなど、これまでの映画と全く違うビジュアル表現を実現させている。
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『ジェミニマン』
ムネアツなポイントは?
3Dの新たな映像方式は、未体験レベル!
引退を決意しているスゴ腕のスナイパー、ヘンリーは任務中に何者かに狙撃される。その相手というのが、なんと23歳の自分のクローンだった……。銃撃のテクも、考え方も同じ。しかも向こうは30歳も若い。もちろん体力的には優れている。そんなヘンリーの苦闘に、クローンを作った側の陰謀も絡み、度肝を抜くシチュエーション、そしてアクションが展開。なかでも必見なのは、コロンビアのリゾート都市カルタヘナでの、ヘンリーと23歳の“ジュニア”とのバイクチェイス。超カラフルな街並と青い海をバックにした、ハイスピードのバトルは視覚的にも斬新で、思わず見入ってしまうはず!
ジュニアの映像は、ウィルの演技をキャプチャーして作り上げたオールCGの映像。このタイプの映像としては、過去のどんな作品よりもリアリティ満点。まるで若いウィルが蘇ったとしか思えないほどの出来栄え! そして今作が初となる“3Dプラス イン ハイ・ フレーム・レート”という映像も、これまた未体験レベルのスゴさ。通常は1秒24フレームのところ60フレームを使用しているもので、はっきりいって、肉眼で見る風景よりもクリア! 是非この不思議な感覚を味わってほしいので、鑑賞の際には3Dプラス イン ハイ・ フレーム・レート方式を選んでみて!
『ジェミニマン』
製作/ジェリー・ブラッカイマー 監督/アン・リー 出演/ウィル・スミス、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、クライヴ・オーウェン 配給/東和ピクチャーズ
2019年/アメリカ/上映時間117分
10月25日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
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