新しい価値観が詰まった1台! 〈レクサス〉LBX
先日、フジスピードウェイにて“レクサスショウケース”というメディア向けのグローバルイベントが開催された。ここでお披露目されたのはなんと、新型車4種! なかでも日本導入が期待される、全く新しいコンパクトクロスオーバー“LBX”をレポート。
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まずは気になるボディサイズから。全長4190㎜×全幅1825㎜×全高1560㎜。そばに立つと圧倒的にかわいらしい、これまでにない小さなサイズ感だ。しかし、同時にこのギュッと凝縮されたボディに、今の〈レクサス〉の濃厚なデザイン言語が惜しげもなく注ぎ込まれているのが見て取れる。
〈レクサス〉を象徴するアイコンといえば“スピンドルグリル”だが、スピンドルをグリルだけにとどまらせず、フロント機能全体を包括的に捉えた“ユニファイドスピンドル”として刷新しているのがユニーク。シンプルでありながら印象的で、独特の存在感を醸し出す。
さらに、ライト周りも前後ともにほかの〈レクサス〉ラインナップとはまた違った、独自のキャラを持っている。こちらもクリーンでシンプル。キュッとつり上がった、ミニマムなシャープさだ。エアロ形状も左右にぐっと張り出す、接地感強めな印象。もちろん、空力にも多大な効果を発揮するという。18インチホイールを採用したことにより、サイドビューも凛々しいから、小さなボディでも存分に匂い立つ高級感を感じさせてくれる。そうそう、サイドビューといえば、ぐっとクビレの入ったボディの大胆なシェイプにも注目してほしい。とにかくダイナミックでセクシーなこのウエスト、ひと目見たらトリコになること間違いなしなのだ。
インテリアはなんと5色の展開。それぞれ上質な質感ながら、変わったステッチを採用していて、その遊び心についほっこりしてしまう。それでいてちゃんと重厚だから、ドアを開けるときの高揚感をちゃんと演出してくれるのも嬉しい。ダッシュボード周りはかなりシンプルで落ち着いた印象で、こちらもシックだ。
パワートレーンは3気筒1.5ℓエンジンのハイブリッド。……と聞いて非力を想像しているなら、とんでもない! モーターはひとつ上のクラスのものを使用し、バッテリーはアクアに採用された、高効率でコンパクトなバイポーラニッケル電池を採用。これによって、モーターのアシストがしっかりとコンパクトなエンジンを後押しする。試乗はサーキットで行われたが、かなり勾配の強い登り坂でも、しっかりとエレガントに、かつサイレントに駆け上がるソツのなさを見せてくれた。サスペンションもかなりフラットで、ロールをさせるというよりはちょっと、スポーティな印象。クイックなハンドリングと相まって、一般道での試乗も楽しみ!
日本での発売は11月といわれている。う〜ん、待ちきれない!
★DATA 〈レクサス〉LBX(プロトタイプ)
●全長×全幅×全高:4190×1825×1560㎜
●ホイールベース:2580㎜
●エンジン:1.5ℓ直列3気筒+モーター
●レクサス インフォメーションデスク
TEL:0800-500-5577
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