©Patrick Csajko
新たな年となるこの時期は、なにかとかしこまったシーンが多くなるもの。となると、それなりの装いに身を包むのが大人の嗜み。で、そんなときに頼りになってくれそうなのが時計。手元にあるだけで、いつもの着こなしをグッと格上げしてくれるからだ。〈ショパール〉アルパイン イーグル XL クロノは、まさにそんな1本。ケース素材に18Kエシカルローズゴールドを採用し、エレガントでクラス感のあるタイムピースに仕上げている。ジャケットの袖口からこちらがチラリと見えると、実にサマになること間違いなし。それでいて、がっちりとしたフォルムのクロノグラフなので、スポーティでたくましい印象はキープしてくれる。アクティブ派の大人にとって大いに満足いくモデルといえるだろう。
アルパイン イーグル コレクションは、現在〈ショパール〉の共同社長を務めるカール‐フリードリッヒ・ショイフレが考案したスポーツウォッチ“サンモリッツ”に現代的な解釈を加えたもの。その新作となるアルパイン イーグル XL クロノは、ラグジュアリーで精悍な見た目が特徴。
44㎜のケースは、18Kエシカルローズゴールドとセラマイズドチタン製。この組み合わせはウォッチメイキング界では初の試みのようで、バイカラーのデザインがなんともお洒落。18Kエシカルローズゴールドの部分には、サテン仕上げとポリッシュ仕上げを施し、立体感を演出している。一方セラマイズドチタンは硬度に優れ、セラミックに匹敵する耐衝撃性、耐傷性を誇る素材。まさにエレガントでスポーティな特徴を象徴しているケースでしょ? ベゼルには8本のビスを備えていて、力強さをいっそう後押ししている。
文字盤はまずサンバーストモチーフをスタンピングし、その後、ガルバニック加工でブラックカラーに仕上げている。凹凸のある独特の風合いが実にお洒落。秒針にはイーグルの羽をかたどったカウンターウェイトが付いている。
3時位置に30分積算計、6時位置にスモールセコンド、9時位置に12時間積算計を配置。文字盤の外周にはタキメーターを、4時と5時の間には日付表示を備えている。要素が詰まっていながらも、視認性に優れているのは、〈ショパール〉だからこそのデザイン力。
搭載しているキャリバーは、フライバック機能を備えていて、COSCによってクロノメーターの認定を受けたChopard 03.05-C。パワーリザーブは60時間を誇っている。
ケース径44㎜、自動巻き、18KエシカルRG&セラマイズドチタンケース、カーフストラップ、100m防水。434万5000円(ショパール/ショパール ジャパン プレス)
ストラップは、ブラックカーフスキン製。ストラップの中央には立体的なラインが施されていて、モダンな雰囲気を演出している。
ラグジュアリーでスポーティな〈ショパール〉の格上クロノ。これなら、かしこまった席での大人の貫禄出しにうってつけ。もちろん前述のように堅牢さも抜群なので、アクティブシーンでも頼りになってくれること間違いなし。2022年の相棒はこれで決まりかも!?
●ショパール ジャパン プレス
TEL:03-5524-8922
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