ブランド創業100年を迎えた2026年の
〈チューダー〉の気になる新作は?
アニバーサリーイヤーとなった2026年の〈チューダー〉。新作発表前にはいろんな憶測が流れていたが、ウォッチズ&ワンダーズ2026で発表されたのは、意外なモデルだった⁉︎
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安定した人気を誇るコンパクトダイバーズの"ブラックベイ 54"に新しく"チューダー ブルー”が加わったり、"ブラックベイ 58"のマスタークロノメーター化と薄型化、さらには"ブラックベイ 58 GMT"の5リンクブレスレットモデルなどが新作としてラインナップされた。まあ、このあたりはなんとなく想定内かもしれない。しかし、かつてブランドの中核を担った"モナーク"の復活や"ロイヤル"のリニューアル、そしてオールブラックの"ブラックベイ セラミック”などは嬉しい驚きだったのではないだろうか? それでは、これら3モデルについて見ていこう。
最近ではラインナップになかった"モナーク"の復活。しかし、単なる復刻ではなく、新たにモダンなデザインをまとっての再登場という感じだ。ケースは精緻なファセットが施され、端正な顔立ちとなり、ブレスレットと一体となっている。そして独特なアプライド アワーマーカーを配した、カリフォルニアダイヤルが最も個性的な特徴かもしれない。12時側がローマンインデックス、6時側がアラビックインデックスとなっている。文字盤のカラーは古代エジプトなどで用いられていたパピルスを連想させるダークシャンパン。テクスチャーがあるので、独特な雰囲気のダイヤルとなっている。
ケース径39mm、自動巻き、SSケース&ブレス、100m防水。81万6200円(チューダー/日本ロレックス / チューダー)
フルディスプレイのケースバックからは、〈チューダー〉モナーク独自のムーブメントを眺めることができる。搭載されているマニュファクチュールキャリバー MT5662-2Uはセンターに時針と分針、6時位置にスモールセコンド針を備えている。伝統的な時計製造の証である装飾も随所に見受けられる。メインプレートのペルラージュ、ブリッジを彩るコート・ドゥ・ジュネーブ、そしてローターには18Kゴールドのインレイがある。

〈チューダー〉において、"ロイヤル"という名称は1950年代にはじめて登場した。その由緒ある名前には、当時から変わらぬ品質と優美なデザインへの思いが込められている。今回、新たに登場した"ロイヤル"には30mm、36mm、40mmという3つのサイズバリエーションと豊富なダイヤルのカラバリを備える。ケースから途切れることのないラインを描く一体型のブレスレットは、幅広のリンクにはサテン仕上げ、小さなリンクにはポリッシュ仕上げと異なる質感を交互にあしらい高級感とエレガンスを表現している。この36mmのモデルには、ローマンインデックスのものとバーインデックスの2種類が存在し、さらにベゼルがゴールドのものやベゼルや文字盤にダイヤモンドがセットされたモデルも用意される。珍しいライトブルーの文字盤のモデルはインデックスもブルーとなっていて爽やかスポーティな雰囲気。
ケース径36mm、自動巻き、SSケース&ブレス、100m防水。47万5200円(チューダー/日本ロレックス / チューダー)
ステンレススチールモデル及びS&Gモデルともに、新しいダイアルカラーが加わっただけでなく、待望のマニュファクチュールキャリバーを搭載している。マニュファクチュール キャリバー MT5412(36mm)とMT5633(40mm)は腕時計として組み上げられた 状態で、日差が6秒以内(-2/+4秒)、 小さいサイズのマニュファクチュール キャリバー MT5201(30mm)は8秒以内(-3/+5秒) という高い基準を達成。その他の特筆すべき特徴は、マニュファクチュール キャリバー MT5412とMT5633のパワーリザーブが、ウィークエンドプルーフを備えていることである。つまり、約70時間(MT5201は50時間)のパワーリザーブにより、金曜日の夜に腕時計をはずし、月曜日の朝に身につけたときに再びゼンマイを巻く必要がないことを意味している。週末を満喫している間でも、時計は任務を怠らないのだ。ちなみに40mmモデルには、曜日表示機能が搭載されている。

2021年の発表以来、〈チューダー〉の革新性を 象徴する存在である"ブラックベイ セラミック"。オールブラックの美学をまとい、 セラミック製ブレスレットを備えたニューモデルが登場した。 スイス連邦計量・認定局(METAS)による厳格なテストを受けたこのブラックベイモデルは、ハイテク美学の真髄を体現している。マットブラックセラミックの要素、チャコールダイアル、そしてブラックの蓄光性の針が、その並外れた性能を物語る。加工難度の高いセラミック素材をブレスレットにまで展開した、このモデルは〈チューダー〉が培ってきた高度な技術力の結晶だ。人間工学に基づいた設計とともに、ダークトーンを貫くブランドの伝統をさらに鮮明にする。
ケース径41mm、自動巻き、セラミック製ケース&ブレス、200m防水。107万300円(チューダー/日本ロレックス / チューダー)
コンテンポラリーなディテールと、大胆な漆黒のテーマが融合する"ブラックベイ セラミック"の外観。マットブラックのモノブロックセラミック製ケースの表面はサンドブラスト仕上げ、面取りされた斜面はポリッシュ仕上げとすることで、際立つコントラストと明瞭なラインが生まれている。ブレスレットもフルセラミック製で、軽やかな装着性を実現。回転ベゼルのインサートにも、サンレイサテン仕上げのブラックセラミックを採用。そこに刻まれた同系色の目盛りは光に応じて繊細に変化し、マットな質感を引き立てる。ダイヤルはブラック・オン・ブラック(厳密にはブラック×チャコールではあるが)、アプライドアワーマーカーにもダーク蓄光塗料があしらわれている。つまり、この時計は全身ブラックだ。他のブラックベイのモデルと同様、このブラックベイ セラミックは1969年のカタログに登場したモデルにみられる"スノーフレーク"と呼ばれる時針のデザインを採用している。
















































































