40周年を祝う〈クラウディー ベイ〉の新ヴィンテージ!
元NZラグビー代表も惚れ込むニュージーランドワインの魅力!
ニュージーランドワインの世界的な地位を高めた存在として、評価されている〈クラウディー ベイ〉。その新ヴィンテージの発売を祝うために、テクニカルディレクターのジム・ホワイトと元NZラグビー代表のレジェンド、ダン・カーターが来日。来年創立40周年を迎える記念すべきヴィンテージにふさわしい“傑作”の魅力を語ってくれた。
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[ダン・カーター]Dan Carter
1982年、ニュージーランド・クライストチャーチ生まれ。2003年からオールブラックスの一員としてプレイし、世界最優秀選手賞 3 回受賞、スーパーラグビー歴代最多得点記録保持(1708 得点)など、数々の輝かしい実績を残した。2018年には神戸製鋼コベルコスティーラーズに在籍し、チームをリーグ優勝に導いた。
ワインの特別な美味しさとは!?
ニュージーランドのワイン産地であるマールボロ地域に、最も早く根づいたワイナリーのひとつ、〈クラウディー ベイ〉。NZワインの代名詞ともいえるブドウ品種“ソーヴィニヨン ブラン”のワインは、「世界が白に目覚めた1本」と賞賛されている。そんな〈クラウディー ベイ〉は、ラグビー界のレジェンドであるダン・カーターにとっても特別な存在だという。
「ニュージーランドを代表するワインとして世界的な知名度と評価を得ていることに、所属していたオールブラックスと共通点があります。グローバルな知名度を築くということは、それに値するクオリティを保ち続けなければなりません。ニュージーランド人として誇りを感じます」
そんな〈クラウディー ベイ〉のワイン作りにおいて最も大切なこととは!? テクニカルディレクターのジム・ホワイトはこう語る。
「自然とどうやってうまくつきあうか。これに尽きると思います。1年を通してこの時期に起こることを予想したうえでブドウの管理をしなくてはならず、気候自体も毎年異なります。収穫を終えてからも、その年のブドウの出来栄えによって醸造方法を少し変える必要があることも。1年に1回しか作れないので学ぶべきときに学び、それをベースに素早く意思決定します」
来年はワイナリーの創立40年周年を記念する年。その年に楽しまれる新ヴィンテージとなる“クラウディー ベイ ソーヴィニヨン ブラン 2024”は、節目の年にふさわしい傑作といわれている。その出来栄えは?
「今年は不安定な天候が続き、収穫量は減りましたが、ソーヴィニヨン ブランの特性を最大限に発揮した完璧なブドウが収穫できました。ソーヴィニヨン ブランとしてはクラシックな仕上がりですが、例年よりも柑橘が強く感じられ、グレープフルーツやレモンの香りが顕著ですね。そのうえで、繊細ながら瑞々しいパッションフルーツに桜桃やネクタリンの風味が溶け込み、それらが口いっぱいに広がる味わいを楽しんでいただけます」
〈クラウディー ベイ〉を日常的に楽しむダンに、このワインの感想を聞いてみた。
「いろいろな料理に合うワインですが、私個人としてはシーフードとの相性が最高だと思っています。私はよく釣りをするのですが、ブルーコッド(青鯛)やオイスターの料理は最高に合いますね」
加えて、ジムによれば、新ヴィンテージには爽やかな塩味と搾りたてのレモンの酸味があり、天ぷらや白身魚と合わせても絶品なのだとか。
柑橘類、ライムの葉、アプリコット、オレンジの花などの深みのある香りが、グラスの中で広がる“クラウディー ベイ ソーヴィニヨン ブラン 2024”。トロピカルさは、昨年のヴィンテージより抑えめ。ラベルには、“40 TH VINTAGE”と刻印。750㎖。5060円(クラウディー ベイ/MHD モエ ヘネシー ディアジオ)
●MHD モエ ヘネシー ディアジオ
TEL:03-5217-9777
雑誌『Safari』1月号 P161掲載
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