シャトーブリアンのカツサンドという“口福”を〈まとい 銀座〉で体験!
黒毛和牛は、ステーキや焼肉にしても、ローストビーフやしゃぶしゃぶにしても、抜群においしいけれど、実はカツサンドにしても、その佳味を存分に引き出せる。不飽和脂肪酸をたくさん含んでいるから融点が低く、口中でとろけるから、サクサクの衣をまとわせ、シャキっとしたトーストでサンドすると、メリハリがあって非常に旨い! 名シェフがこだわったシャトーブリアンのカツサンドを味わえるのが〈まとい 銀座〉だ。
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- アレが食べたいからこの店へ! vol.13〈まとい 銀座〉
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- アレが食べたいからこの店へ! Gourmet
カウンター席に座れば、料理人の仕事を目の前で楽しめる
〈まとい 銀座〉は高級レストランが入居する並木通りのビルに、2022年11月7日オープンした。エレベーターを降りた先には、季節の木花や盆栽であしらわれ、余白の美を体現した空間が登場。広々としたカウンター席の向こうでは、統括料理長の的場圭司さんが腕をふるう。アマンリゾーツでコーポレートエグゼクティブシェフを務めたこともあるという実力派の料理人。
シグネチャーディッシュ、“シャトーブリアンカツサンド”
そんな的場さんのシグネチャーディッシュは、ロゼ色に輝く“シャトーブリアンカツサンド”。松阪牛や米沢牛のシャトーブリアンという、とっても希少なフィレ肉を、厚く切って贅沢に用いたカツサンドだ。シャトーブリアンのやわらか~なテクスチャとカリカリっとしたパンが出色のコンビネーション。添えられた和辛子がピリっとしてちょうどいいアクセントになっている。ブランド和牛の食味と食感を堪能できる逸品になっているのだ。
おまかせコースより、“イチボ寿司”
“おまかせコース”(3万800円~)では“シャトーブリアンカツサンド”など、その時々の旬材を用いた約15品が楽しめる。フキノトウのフリットや鮟肝と合わせた“氷見の鰤”、昆布〆した米沢牛イチボ肉を叩いてシャリとマリアージュさせた“イチボ寿司”、炭火焼きにして豊かな薫香をまとわせ、たっぷりの黒トリュフをスライスした“松阪牛のサーロインと米沢牛のフィレ”といった珠玉のメニューが堪能できる。
おまかせコースより、“松阪牛のサーロインと米沢牛のフィレ”
これだけの豪華な料理に負けないようにと、お酒も充実。愛知県名古屋市の萬乗醸造がフランスで展開する“ドメーヌ クヘイジ”のワインや、高級ラインの日本酒シリーズである“久野九平治本店”などが揃えられている。ワインペアリング(1万5000円)では、ソムリエによって、料理に寄り添うお酒がチョイスされるから、こちらもオススメ!
ワインセラーには400本を超えるワインが並ぶ
●まとい 銀座
住所:東京都中央区銀座6-6-5 HULIC&New GINZA NAMIKI 6~7F
営業時間:月~土曜 18:00~23:30
※営業時間は公式サイトをご確認ください
定休日:日・祝日
TEL:03-6263-8686
URL:https://www.matoi-ginza.jp/
※サービス料別
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1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口でわかりやすい記事を執筆。料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。