〈東京エディション虎ノ門〉のシグネチャーレストランで世界的シェフのガストロノミーを!
2020年10月に開業した〈東京エディション虎ノ門〉は、日本でも有名な〈ザ・リッツ・カールトン〉や〈ウェスティンホテル〉を擁するマリオット・インターナショナルが運営する最高級のホテルブランド。そんなハイエンドなホテルのシグネチャーレストランとして、2022年10月1日に“ジェイド ルーム + ガーデン テラス(The Jade Room + Garden Terrace)”がオープンした。
世界的なシェフ、トム・エイキンズさん
パートナーシェフを務めるのはトム・エイキンズさん。イギリス人シェフとして史上最年少の26歳という若さで、ロンドンの“ピエ・タ・テール”をミシュランガイド2つ星に導いたという、レジェンドシェフだ。
このトムさんのもと“ジェイド ルーム”では、土日限定のランチに4皿コース(1万円)が、水曜日から日曜日のディナーに4皿コース(1万6000円)と6皿のコース(2万円)が提供されている。季節によってコース内容は様変わりして、和と洋が折衷した見事な料理が味わえるので、いつ訪れても新しい体験ができる。
“スモークグレイズドビーツ、サワービーツクリーム、キャビア、発酵きゅうり”
“スモークグレイズドビーツ、サワービーツクリーム、キャビア、発酵きゅうり”は、燻されたビーツの甘味と薫香の存在感が抜群。発酵したキュウリは複雑さも携えていて、料理のグレードを高めている。
“ヒラメ、ハマグリ、根セロリ、ホエイ”
“ヒラメ、ハマグリ、根セロリ、ホエイ”は、食味に優れたヒラメと、ほんのりと苦味のあるニラのソースのコンビネーションが秀逸。香味野菜がヒラメのポテンシャルを引き出すという手法が用いられている。
“豚のばら肉、イカ、パイナップル、バニラ”
“豚のばら肉、イカ、パイナップル、バニラ”は、軽やかな脂の“まるみ豚”をリスペクトしたメインディッシュ。酸味のあるパイナップルと妖艶なバニラを合わせているのは、トムさんならではのクリエイティビティ。美食家を驚かせる一品といえよう。
これまでに体験したことのないような料理には、ヘッドソムリエの矢田部匡且さんによるワインペアリングがオススメ。“ディスカバリーワインペアリング”と名付けられていて、トムさんの料理に寄り添い、世界を旅するかのようなワインを合わせてくれる。
日本にいながら、マリオット・インターナショナルの最高級ホテルで世界的なシェフのガストロノミーを味わえるなんて、“口福”以外の何ものでもないと思うよ。
●〈東京エディション虎ノ門〉ジェイド ルーム + ガーデン テラス(The Jade Room + Garden Terrace)
住所:東京都港区虎ノ門4-1-1 東京エディション虎ノ門 31F
営業時間:ジェイド ルーム ランチ 12:00~14:30(土・日曜)、ディナー 17:30~21:30/ガーデン テラス 12:00~21:30
※営業時間は公式サイトをご確認ください
定休日:月・火曜
TEL:03-5422-1630
URL:https://www.marriott.co.jp/tyoet
※サービス料込み
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1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口でわかりやすい記事を執筆。料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。