大切なのはつけ方!
バランスのいいブレスレットの重ねづけとは?
シャツを腕捲りしたときに、手元が寂しいと思ったことがありません? そうなると、高級時計をつけて大人の貫禄を出すのも1つの手。でも、ほかにも方法はある。そう、今回提案するのは、手元に洒落たアクセントを作ってくれるバングルやブレスの重ねづけ。もちろん、ただつければいいってワケではなく、大人の洒落た雰囲気を出すためには、やっぱりそのつけ方が肝心!
- TAGS:
- Fashion
ひと言で重ねづけと言っても、存在感のあるバングルと華奢なブレスを合わせてメリハリを楽しんだり、似たタイプを複数づけして統一感を出したりと合わせ方は様々。そこで気にしたいのは、いかに洒落た表情が作れるかってこと。今回は、今季注目のバングル&ブレスレットと、その理想的なつけ方を見ていこう!
普段使いにも取り入れやすいシルバージュエリーに、爽やかなターコイズブルーのコードブレスをイン。さりげなくあしらわれたブラックパールが、カジュアル感のある重ねづけに品のよさも添えている。一番上は手作業にてツイストしたワイヤーが印象的なシルバーチェーンのブレスレット。中央のコードブレスはエレガントなブラックパールがアクセント。下は結び目のモチーフをあしらったシルバーバングル。全く違うスタイルのアイテムをあえて重ねることで、独特のこなれ感を演出できる。デニムスタイルにも品ありジャケットスタイルにも馴染むつけ方だ。
上:チェーンブレスレット 2万8600円、中:コードブレスレット 1万4300円、下:バングル2万9700円(以上スーマン・ダックワ/S.O.S fp 恵比寿本店)
インディアンジュエリーといえば、骨太な存在感が持ち味と思いきや、こちらはスマートな印象。肌馴染みのいいシルバーとK14YGのコンビカラーに加え、主張の強すぎないデザインで、インディアンジュエリーらしからぬ大人っぽさを漂わせるバングルとなっている。サイズや彫り模様などが微妙に違う2本を重ねれば、手元にぐっと深みのある表情が漂う。インディアンジュエリーも、洗練されたデザインが豊富に出ているので、こだわって選べば重ねづけしてもゴツすぎる印象にはならない。
上:4万1800円、下:3万9600円(以上ブルース・モーガン/S.O.S fp 恵比寿本店)
すべてハンドメイドで作られたこちらのバングルは、アメリカン・インディアンのネイティブ感と、デザイナーの持つモダンなセンスが融合したデザインが魅力。ベースとなる真鍮部分のおかげで、すっきりとした印象に。そこにシェルとターコイズを敷き詰め、ナチュラルな雰囲気を表現した。この優しげで淡いトーンの色合いが、海男の日焼けした肌に映えること間違いなし。いつものサーフスタイルに合わせるだけで、リッチな格上げが可能に。
各5万600円(以上ハックニー キャリアーズ/ジェットン ショールーム)
シルバーのバングルとゴールドのチェーンブレスレットという、あえて正反対の色合いを組み合わせた重ねづけ。こちらの2つは、サステナビリティに配慮したスウェーデン発のジュエリーブランド〈オール ブルース〉のもの。ストックホルムの職人の手によって丁寧に作られた、エッジーなデザインが注目されている。右はリサイクルシルバー925にリサイクルゴールドのコーティング、左はリサイクルシルバー925。かっちり見られがちなテイラードスタイルをこなれさせる一手になる。
バングル5万5000円、ブレスレット4万2900円(以上オール ブルース/エドストローム オフィス)
シンプルだけどデザイン性の高いバングルはパッと目を引く存在。タフでハードな印象づけにはもってこいだけど、そこにベーシックなシルバーチェーンブレスレットを合わせると、動くたびに揺れる手元がさらにお洒落に。また、こんなシルバー同士の組み合わせは、これからの時季に増えてくるモノトーンスタイルにもぴったり。エッジの効いた都会的な男を演出できる。
バングル4万9500円、ブレスレット1万3200円(以上サンク/ハンドイントゥリー ショールーム)
●S.O.S fp 恵比寿本店
TEL:03-3461-4875
●エドストローム オフィス
TEL:03-6427-5901
●ジェットン ショールーム
TEL:03-6804-1970
●ハンドイントゥリー ショールーム
TEL:03-3796-0996
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Satomi Maeda