真夏の暑い日に、デートだからといってきっちり優等生的な姿で登場するのは結構辛い!? 逆に汗だくになってしまって、みっともない姿になってしまっては本末転倒。楽でラフな中にちょっと品を仕込めばOK!
上品な仕上がりになる!
朝は気のおけない仲間との波乗りで、そのあとは彼女とブランチデート。そんな忙しい1日を過ごすことも、大人の休日にはままあるかと。で、それをこなすときの問題点は、男同士の集まりと、彼女とのデートでは、着て行きたい服が違うということ。仲間うちであまり上品な格好をしていても場にそぐわないし、一方で、デートにラフすぎる装いも避けたいですよね。で、そんなときに便利なのが、ボタンレスカーデ。要は、仲間と行く朝の海には、白プリTに味デニという爽やかワイルドな格好で登場する。で、いざ彼女と待ち合わせ……という場面になったらこのカーデをさっと羽織るだけ。ニットの優しさと上品さを纏うことで、一気にデート仕様のスタイルに早変わりするってわけ。あざやかなカラーを選べば、華やかさも出るからデートにはぴったりでしょ。ちなみに、なぜボタンレス? というのも気になりますよね。でも、ここではボタンレスであることも大きなポイント。堅苦しくなくふんわりとした雰囲気を醸すことで、カジュアルを大人に見せてくれるから。これだけで雰囲気をガラリと変えられるなら、デートにTデニ姿も怖くない!
ボタンレスカーディガン2万5000円(キャバン/キャバン 代官山店)、Tシャツ1万円(ジャクソン マティス×ボディグローブ/ハンドイントゥリー ショールーム)、デニムパンツ3万6000円(RHC/RHC ロンハーマン)、チェックシャツ9800円(ペニーズ/セル ストア)、サングラス 3万4300円(オリバーピープルズ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、スニーカー1万2500円(ダストオフ シューズ/ハンクスPR)
激変できるシャツJKをサッ!
波乗りに行くのであれば、デニムにTシャツなんかが楽ちんで最適。砂浜をガシガシ歩いても、デニTであれば汚れるなんて気にならないから。でも、ラウンド後にデートが待ち受けているとなれば、いつもの青デニ×白Tではちょっと力不足かも。海ではかっこいいけど、街の上品さには欠けるからね。であれば、同じデニTでもぐっと街っぽい色合いにしておくのが正解。たとえば、デニムはモダンなグレーにTシャツはベージュとか。それにグルカサンダルなら、確実にいつもとは違うデニT姿に。とはいえ、もちろんラフさは残っているので、もうひと押しデートっぽさが必要かと。そんなときに頼りになるのがシャツJK。いわゆる、JKのスマートさにシャツの柔らかさが魅力のアイテム。これを羽織るだけで、ほら、見てのとおり大人に欠かせない品格が漂う。まさに手抜き感のないカジュアル。しかも、これがリネン素材なら季節感も出てもより洒落て見えるってもの。デキる男なら、「もしかして、海に行ってきたの?」な~んてことが彼女にバレないような姿で登場するのも素養のひとつ。大人カジュアルにとって重要なラフさときちんと感が同居したこのスタイル。むしろこなれ感があって、お洒落偏差値が上がっちゃうかも!?
リネンシャツジャケット4万8000円(サルヴァトーレ ピッコロ/ワイルド ライフ テーラー)、Tシャツ7000円(オーケー/アドナスト)、グレーデニム2万6000円(ヤヌーク/カイタックインターナショナル)、サングラス3万5000円(モスコット/モスコット トウキョウ)、グルカサンダル3万4000円(パラブーツ/パラブーツ青山店)
〈Date Style 03〉
デートっぽい柔らかさが倍増!
今週末のデートは高級店へ行く予定はないカジュアルデート。だったら、ジャケットやシャツは必要なし。ともなれば、いつもより自分らしさを出したアメカジスタイルで臨むなんていうのもたまにはいい。でも、彼女からの好印象はしっかりキープしなくては。そう思うと、途端に悩んでしまう⁉ “カジュアルながらも好印象”、そんな着こなしがあればいいのに……。という方へこんなコーデはいかが? アメカジ好きにはたまらない古着っぽいテイストのスウェット、そこに夏らしい色落ちの淡青デニム合わせ。コレ、まさに王道的なアメカジスタイルだ。でも、アメカジの武骨ともいえるタフさはどこへやら? その理由は、ご覧のとおりどちらも淡い色でまとめているから。これによって一気に柔らかく、彼女の気分も和らぐ優しい雰囲気に。さらにこの淡色効果を加速させるために、手持ちのシャツと、中に着たTシャツも淡色にしてチラ見せしちゃうという徹底ぶり。デートだったら、男臭くなりすぎないこんな優しげコーデが好印象でお似合いでしょ? ちなみに、ぜ~んぶが淡色だと全体がぼやけてしまうので、サンダルやキャップなどの小物は濃色で引き締める。この法則も合わせて覚えておいて!
スウェットシャツ 2万3000円(レミ レリーフ/Safari Lounge)、Tシャツ6400円(キャル オー ライン/ユナイト ナイン)、デニムパンツ2万4000円(ラグ & ボーン/ラグ & ボーン 表参道店)、手に持ったシャツ2万円(ダブルレインボー/Safari Lounge)、キャップ5000円(オフィシャル/オールグッド原宿)、サングラス3万9000円(アイヴァン/アイヴァン PR)、サンダル1万2000円(レインボーサンダルズ フォー RHC/RHC ロンハーマン)
Tイチ姿の勝敗を決める!
この時季、デートにはTシャツに1枚シャツを羽織ってお出かけ? な~んて思ったら大間違い。すでに湿度も高く、暑苦しい。これはデートもTイチじゃないと汗だくになってしまう。そこで、夏の定番“Tイチ”をデート用にするコツを紹介。まずはTシャツだけど……実はこれ、自由に選んでいい! 要は、自分の好きな色やプリントで構わないってこと。だってTシャツぐらい気軽に選びたいでしょ。とはいえ、ご自由にと言われても困る? であれば、派手な柄モノは避けたメッセージプリントくらいがちょうどいいかも。でも今回は、Tシャツというより、ボトム選びのほうに重点を置きたい。で、選んだのがリネン素材のイージーパンツ。狙ったのは、素材の上品さと、ゆるすぎないシルエット、そして渋色によるきちんと感。これなら、ウエストドローコードでイージーな作りなのに大人っぽさが漂う。ついでに足元をレザーのグルカサンダルにすれば、むしろリッチに見える。仕上げにTシャツを格上げするネックスレスをさりげなく身につける。これで、まわりとは一線を画すTイチが完成するってわけ。これなら、汗だくでデートへ向かわなくても済む⁉
Tシャツ6400円(キャル オー ライン/ユナイト ナイン)、リネンイージーパンツ2万円(トゥモローランド)、サングラス3万4300円(オリバーピープルズ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、ネックレス1万2500円(シンパシー・オブ・ソウル/S.O.S fp 恵比寿本店)、サンダル3万4000円(パラブーツ/パラブーツ青山店)
●キャバン 代官山店
TEL:03-5489-5101
●セル ストア
TEL:03-6459-3932
●ハンクスPR
TEL:03-6677-7741
●ハンドイントゥリー ショールーム
TEL:03-3796-0996
●アドナスト
TEL:03-5456-5821
●カイタックインターナショナル
TEL:03-5772-3684
●パラブーツ青山店
TEL:03-5766-6688
●モスコット トウキョウ
TEL:03-6434-1070
●ワイルド ライフ テーラー
TEL:0120-298-133
●アイヴァン PR
TEL:03-6450-5300
●RHC ロンハーマン
TEL:045-319-6700
●オールグッド原宿
TEL:03-6886-3144
●Safari Lounge
TEL:03-4485-1305
●ユナイト ナイン
TEL:03-5464-9976
●ラグ & ボーン 表参道店
TEL:03-6805-1630
● S.O.S fp 恵比寿本店
TEL:03-3461-4875
●トゥモローランド
TEL:0120-983-522
●パラブーツ青山店
TEL:03-5766-6688
●ルックスオティカジャパン カスタマーサービス
TEL:0120-990-307
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photo : Tomoo Syoju (BOIL) styling : Takumi Tagawa(remix),Takeshi Yanagawa(remix)
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です