大人カジュアルで大切なのは、上品さや清潔感。でも、夏に近づけば近づくほど、意識しなくちゃいけないのが、爽やかさだ。コレがあるだけで一気にお洒落に見えるってこともあるからね。重要事項です!
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爽快コーデがはつらつとする!
アメカジ好きは、“赤”好き、といえるかも。アメリカ国旗に使われている色でもあるし、アメカジファッションの中にも多く登場する色だからだ。もちろん、着るだけで印象がはっきりと明るく、パワーがみなぎるような色でもある。とはいえ、そのパワフルさゆえに初夏の季節にはなかなか暑苦しい? いえいえ、これも使いよう。薄着になっていく今の季節は、“赤”をポイントで使えば若々しい印象のコーデを作ることができるんです。初夏、爽やかさを狙った白×ブルーのスタイル、というのは定番だと思うけれど、これだけではあっさりしすぎて無難な印象になってしまう。で、そこに使えるのが“赤”というわけ。といっても赤Tや赤パンツ、なんて派手な取り入れ方はご法度。じゃあ、どうするかというと、今回選んだのは、赤がポイント使いされた白スニ。そう、赤はほんのこれくらいの分量でも力を発揮してくれるのだ。でも、この赤があるとないとじゃ大違い。“ただの爽やかコーデ”に赤が持つ明るい印象がエネルギッシュな感じをほどよく添えてくれるのだから。これ、なにも足元でなくても、赤が使われている白地のプリントTとか、赤キャプなどといった足し方でもOK。もちろん、赤バンダナをデニムのお尻ポケットに差す、なんて具合でもね。これなら、大好きな赤を初夏でもガンガン使えそうでしょ?
ブルゾン3万1900円(トリプル ダブル/ノウン)、Tシャツ1万4300円(ロンハーマン)、デニムパンツ1万4300円(リーバイス/リーバイ・ストラウス ジャパン)、シャツ2万8600円(フランク&アイリーン/サザビーリーグ)、サングラス3万9600円(モスコット/モスコット トウキョウ)、スニーカー1万2100円(ナイキ スポーツウェア/ナイキ カスタマーサービス)
暑くなればなるほど、人は白やブルーなど、爽やかに見える色を選ぶ。でも、実は世の中には黒好きは多く、できれば夏場だって黒コーデを楽しみたいと思っている人も。たしかに黒って、精悍だし引き締まって見えるから、大人は手放したくない色ですよね。であれば、夏でも黒を着ちゃえばいい。ただ、重苦しく見えるなんて悩みを回避できちゃえばね。ということで、今回は爽やか見えする初夏の黒コーデを紹介。基本は全身でOK。気を付けることは1点。黒ボディにストライプの入ったアイテムを選ぶということ。今回は、取り入れやすいシャツを白ラインの入ったストライプ柄にしてみた。コレのいいところは、縦に走るラインが爽やかだということ。ご覧のとおり、黒のイメージを崩さずに爽快感を手にいれられる。しかも、規則的な柄によって上品さもプラスできるから大人にはうってつけ。これだけでももちろん爽やかなんだけど、欲をいえば、素材にもこだわってほしい。ちなみに、このコーデの半袖シャツとパンツはリネン仕立て。こんなふうに、夏にふさわしい素材を持ち込むと、より爽やかさが増して軽快な印象に仕上げることができる。これは、どんなコーデにも使える手だから覚えておくといいかも。どう? これなら真っ黒コーデでも重苦しくないはず。まずはストライプ柄に注目して、夏アイテムを選んでみてください!
半袖シャツ2万3100円(レミ レリーフ/ユナイト ナイン)、スリーブレスTシャツ5500円(デウス エクス マキナ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、パンツ2万8600円(RHC/RHC ロンハーマン)、サングラス3万9600円(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)、サンダル2万4200円(ビルケンシュトック×ビューティ&ユース/ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店)
白パンツが決め手!
アメカジブームに乗っかって、デニムスタイルを楽しんでる人も多いだろう。でも、今回はあえてデニムじゃないアメカジコーデを紹介。これからの季節に合った爽やかアメカジの作り方だ。まず、選んだのは今季も注目度の高いラガーシャツ。しっかりとした生地感でタフさがありつつも襟付きだから大人の品もあり。今どきのスポーティ感も出せるから、コレ、今こそ使うべきアイテムなのだ。このラガーシャツも、いつもなら赤や黄色などのあざやか色、またが黒などを着ていたかもしれないが、初夏にはちょっと派手さが暑苦しいかも。ということで、爽やかさが際立つ白ボディにビタミンオレンジ×スカイブルーのコンビをチョイス。これだけでも軽快な印象は十分クリアしているが、さらにこれをワンランク上の爽やかさに仕上げるのがポイント。で、合わせたボトムがオフ白パンツ。ブルーデニムでももちろんかっこいいが、今回は、いつものワイルドなアメカジ感よりも爽快感を意識したコーデ作りのため、ズバリ白を合わせるのがベター。ちなみにこのとき、全体を白ベースで仕上げているため、足元は白スニをあえて避けて、スウェードのカラーシューズなんかを合わせるのが大人っぽい印象になりますよ。どう? アメカジが漂いながらも、相当爽やかでしょ。カジュアルデートにもおすすめのコーデです!
ラガーシャツ1万3200円、手に持ったカバーオール2万6400円(以上カーハート WIP/カーハート WIP ストア トーキョー)、パンツ1万5950円(オムニゴッド/オムニゴッド事業部)、ニット帽8800円(RHC/RHC ロンハーマン)、サングラス3万7400円(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)、スウェードシューズ3万9600円(パドモア アンド バーンズ×トゥモローランド/トゥモローランド)
濃紺まとめで上品さを出す!
今の季節、海っていうと『Safari Online』ではコーデュロイショーツにパーカ!? もちろんそんなスタイルも、波乗りデートであれば楽ちんだし、LAを感じる海っぽさが出ていてかっこいい。普段はこれでOKだけど、彼女と海沿いのレストランへ。な~んて計画があるときには、いつもとは違うデート感を出して彼女にも「おっ」と言わせたい。要は、デートもTPOってわけ。そこで、海を感じさせるコーデにうってつけなアイテムが、ボーダーが魅力のバスクシャツ。これ、マリンなイメージが抜群ですからね。で、この印象を生かすのであれば、爽やかさが際立つ夏っぽいパイル地のセットアップを合わせるのが最適。しかも、このセットアップがテイラードジャケットタイプであれば、カジュアルすぎずに、まさにデートっぽく仕上がるでしょ。この組み合わせ、たとえばベージュなんかでまとめたとしても海っぽい雰囲気は出るんだけど、せっかくなら、青~ネイビーで統一して、爽快感を強調してもいいかと。ちなみに、王道マリンルックを完成させるためには、足元まで気を使うといい。もちろん白スニでもハマるけど、ここではエスパドリーユ。ぐっと海っぽくなるから、是非、この組み合わせをお試しあれ!
ボーダーニット6万9300円(ルシアン ペラフィネ/ルシアン ペラフィネ 東京ミッドタウン店)、手に持ったパイルジャケット10万7800円、同素材ショーツ3万4100円(以上タリアトーレ/トレメッツォ)、サングラス4万5100円(モスコット/モスコット トウキョウ)、エスパドリーユ7万5900円(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ カスタマーサービス)
●アイヴァン 東京ギャラリー
TEL:03-3409-1972
●RHC ロンハーマン
TEL:0120-008-752
●オムニゴッド事業部
TEL:03-5474-7579
●カーハート WIP ストア トーキョー
TEL:03-3402-9810
●サザビーリーグ
TEL:03-5412-1937
●ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム
TEL:03-3401-5001
●セルジオ ロッシ カスタマーサービス
TEL:0570-016600
●トレメッツォ
TEL:03-5464-1158
●トゥモローランド
TEL:0120-983-522
●ナイキ カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77
●ノウン
TEL:03-5464-0338
●ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店
TEL:03-6212-1500
●モスコット トウキョウ
TEL:03-6434-1070
●ユナイト ナイン
TEL:03-5464-9976
●リーバイ・ストラウス ジャパン
TEL:0120-099-501
●ルシアン ペラフィネ 東京ミッドタウン店
TEL:03-5647-8333
●ロンハーマン
TEL:0120-008-752
photo : Tomoo Syoju (BOIL) styling : Takumi Tagawa、Takeshi Yanagawa(remix)