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CULTURE カルチャー

2021.04.09


予想外の展開に驚かされる本格クライムアクション『21ブリッジ』

スター俳優の最後の勇姿を目に焼きつけたい。映画ファンにとって、これはマストといえるミッションだ。2020年、43歳の若さで逝った『ブラックパンサー』のチャドウィック・ボーズマン。劇場公開作としては彼の最後の主演作となったのが、『21ブリッジ』だ。

 

 
『21ブリッジ』
胸アツなポイントは?
“銃撃戦や肉弾戦など手に汗握るアクションが盛りだくさん!”



チャドウィックが演じるのはNY市警の殺人課刑事、アンドレ・デイビス。幼い頃、やはり刑事だった父が殉職し、同じ道を歩むことを選んだのだ。が、犯罪者を容赦なく射殺してしまうなど、なにかと問題行動も多い……。ちょっぴり悪の香りも漂わせる刑事という、まさにハードボイルドの王道をいく主人公。

そんなデイビスが挑むのは、大量のコカインを盗み、8人もの警察官を殺した凶悪犯の追跡。逃亡を防ぐため、NYマンハッタンの21の橋とトンネルが一気に封鎖される! わずか一夜の激しい攻防の中に、予想外の展開が何度も用意されるので、とにかくノンストップの勢い。しかも上映時間は99分。息つくヒマを与えないクライムアクションだ。

冒頭から壮絶な銃撃戦が繰り広げられ。その後もカーチェイス、肉弾戦などアクションの見せ場がたっぷり。ほぼ全編、夜のシーンなので、否が応でも緊張感とスリルが高まっていく。デイビスのあざやかな現場検証や、NY市警の最先端の犯人追跡システムなど、警察モノとして細部のリアリティも満点。

そしてやはり観る者の心を掴むのは、警察の仲間や犯人と対峙する瞬間の、チャドウィックの渾身の演技。この後に撮影した2作、『ザ・ファイブ・ブラッズ』と『マ・レイニーのブラックボトム』(ともにネットフリックス)では、明らかに病魔の影響で頬がこけ、痛々しいが、『21ブリッジ』はアクションでもキレを見せており、スター俳優の集大成を実感。できることなら、『ダーティハリー』の現代版としてシリーズ化してほしかった!

『21ブリッジ』
原案・脚本/アダム・マービス 製作・出演/チャドウィック・ボーズマン 監督/ブライアン・カーク 出演/シエナ・ミラー、ステファン・ジェームズ、テイラー・キッチュ、J・K・シモンズ 配給/ショウゲート 
2019年/中国・アメリカ/上映時間99分

4月9日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
 

 
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