『俺たちのアナコンダ』 テンションが上がるアクションコメディ!
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ハリウッド映画が日本で公開や配信される際、オリジナルのタイトルをあれこれ装飾したり、変更したりして邦題がつけられることが多い。この邦題、時には批判されることもあるが、日本で一部の映画ファンに偏愛される、おなじみのフレーズがある。それは“俺たち”だ。
映画史に残る名作に、1967年の『俺たちに明日はない』(これも原題とはまったく違う邦題)などもあるが、20年くらい前から、『俺たちニュースキャスター』、『俺たちフィギュアスケーター』と“俺たち”を付けた作品が目立ってきた。シリーズではない個別の作品だし、もちろん邦題のオリジナル。DVDスルーや配信も含めれば、その数はかなり多い。この“俺たち”映画の共通点は、おもに男たちのコンビやチームが、特定の世界で、とんでもない騒動を起こす、要するにぶっとんだコメディということ。このノリが好きな人なら“俺たち”の文字を目にするだけでテンションが上がる。というわけで、この『俺たちのアナコンダ』も原題はシンプルに『Anaconda』。幼なじみで映画好きな2人が、中年になって映画『アナコンダ』のリメイク権を得たことで、アマゾンまでロケに向かう。当然、“俺たち”映画なので、その後は暴走的な展開が待ち受ける。
主人公の2人を演じるのが、ジャック・ブラックとポール・ラッドというコメディ大得意のスター。おたがい中年なのに夢を諦められず、明らかに無謀な行動も笑いに変えてしまうテクニックは、彼らならでは。低予算での映画撮影も、豪快なノリでこなしていく仲間たちの姿は、観ていて素直に楽しい。その一方で、アマゾンでの恐ろしい敵を相手にしたアクション場面などは、ハリウッド映画らしく本格的。ドッキリ演出もあちこちに盛り込まれる。1997年の『アナコンダ』はジェニファー・ロペスらが出演し、カルト的な人気を得たが、そのオリジナル版が絡むエピゾードは、想定どおり&サプライズの程よいバランス。そして『アナコンダ』に特に思い入れがない人も、“俺たち”の映画作りムービーとして抱腹絶倒できる仕上がりなので、ご心配なく!
『俺たちのアナコンダ』4月3日公開
監督・脚本/トム・ゴーミカン 出演/ジャック・ブラック、ポール・ラッド、スティーヴ・ザーン 配給/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2025年/アメリカ/上映時間99分
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