知っておきたいお洒落の連動ワザ!
セレブ流ワイルド系アウターの魅せ方とは?
手軽に男っぽさを演出できるのがワイルド系アウター。とはいえ、実はその着こなしにもうひとサジ加えると、ワイルド系アウターがもっと効果的に見えるのをご存知?
それはなにかというと、足元の黒ブーツ合わせ。簡単にいうと、アウターと足元の骨太感をリンクさせることで、全体にまとまりが出てくるというわけ。で、それをきっちり実践しているのが、お洒落上手なセレブたち。骨太アウター×黒ブーツのスタイルをベースに、パンツは細身のダークトーン、合わせるインナーは非常にシンプルという共通点も。そうしたセオリーを踏襲することで、街に馴染むすっきりした男っぽさを演出しているようだ。では、実際に彼らの着こなしで、そのあたりをチェックしてみよう。
Style 01
Jonathan Rhys Meyers [ジョナサン・リース=マイヤーズ]
こちらは本格派のシングルライダースを羽織った俳優のジョナサン。これに定番〈ドクターマーチン〉の編み上げブーツを合わせて、男らしくかつバランスよくこなしている。パンツの裾はラフにブーツインして、シンプルでありながらこなれた力強さを見せることにも成功。さらに彼がうまいのは、インナーやパンツをグレー系で揃えて、すっきり都会的に見せているところ。定番的なアイテムを上手に活用している好例といえそう。
Style 02
Josh Duhamel [ジョシュ・デュアメル]
都会的なアメカジスタイルに定評のあるジョジュだけに、レザーJKの着こなしはお手のもの。颯爽とした薄手レザーに白Tを合わせて、グイッと腕捲り。まずこれだけで男っぽさ満点だ。で、足元にはボリュームのある黒ワークブーツ。非常にシンプルな着こなしだけど、足元の骨太感が絶妙なスパイスになっているのがわかる。これがスニーカーだったら、ちょっと軽くなりすぎるところ!?
Style 03
Joe Manganiello [ジョー・マンガニエロ]
黒づくめのワイルドな着こなしに、うまくメリハリをもたせているのが俳優のジョー。黒ライダースのインに襟付きシャツを合わせているのも、実に彼らしい大人ワザだ。そしてなにより、足元に合わせたブーツがこの着こなしのポイント。革が擦り切れるほど履きこんだブーツは、ワイルド感を演出するのに効果的。しかもストラップ付きの洒落たデザインだから、トップの洗練された雰囲気にもうまく馴染んでいる。ハードさと大人っぽさのバランスがとれた、絶妙な足元チョイスといえそうだ。
Style 04
Zayn Malik [ゼイン・マリク]
歌手のゼインが着ているのは、素材の切り替えやリブ使いが個性的なブルゾン。かなり遊び感の強いアイテムだけに、合わせているインナーやパンツはシンプルなのが基本。でも彼がユニークなのは、足元に上品な顔つきの黒ブーツを合わせているところ。ブルゾンやデニムに味があるタイプを選びつつ、足元をすっきりさせることで大人っぽくまとめているというわけ。この組み合わせ方、かなり参考になるのでは?
Style 05
Scott Eastwood [スコット・イーストウッド]
最後はこちらのスコット。春近しとはいえ、まだまだダウンの出番もある季節。彼のように都会派のサーフスタイルでまとめれば、もっさりせずに着こなせそう。で、注目すべきは、やはり足元の黒ブーツ。これでレトロスニーカーなんかだと、まんまサーファーになってしまうところ。でもご覧のとおり、この日のシチュエーションは街デート。ダウンに負けないボリュームがありつつ、大人っぽさもある黒ブーツを合わせることで、しっかりアジャストしているというわけ。洒落者のスコットらしい、大人の技ありコーデといえそう!
photo by AFLO