CHEVROLET 3100 1952[シボレー3100 1952]
数々の話題作に出演し続けるハリウッド俳優のジミー。いぶし銀の演技で、映画好きを魅了している。そんな円熟味あふれる彼の愛車は、クラシックなデザインが目を引く、ライトグレーにペントされた1952年製の〈シボレー〉のピックアップトラック。ヨット、ガーデニング、ボクシングなどの趣味にも活躍してくれる頼もしい1台だ。
- SERIES:
- カリフォルニアの「くるまにあ」 vol.28
Jimmy Stathis[ジミー・スタティス]
俳優
シカゴ生まれ。20代でLAに移住後、ハリウッドアクターとして数々のホラーやミステリー系の映画やドラマに出演。名脇役として現在も活躍中。時間があればフィッシングやヨット、ボクシングなどの趣味を満喫中。
CHEVROLET 3100 1952
シボレー3100 1952/1987年購入/走行距離14万7851㎞エンジン:直6エンジン
排気量:1800㏄
トランスミッション:4速マニュアル
全長×全幅×全高:4990×2000×1760㎜
購入価格:$1200
クルマ遍歴
1台め 1988年 フォード F-100
2台め 1990年 フォード サンダーバード
3台め 1992年 フォード フェアーレーン
実力派ハリウッド俳優のジミー。’80~’90年代のテレビドラマに多数出演し、現在でも人気を博し多忙な日々を過ごしている。オフでもフィッシングやヨットなどの趣味に没頭し、マリーナに通う。そんなアクティブなライフスタイルに欠かせないバディは、’50年代のクラシックな〈シボレー〉のピックアップトラック。状態のいいクラシックカーは、約30年前に購入。大好きなライトグレーにペイントし直しメンテナンスを重ね、丁寧に乗ってきた。
「友人から安く譲ってもらえるというので購入を決意したんだ。エンジンをリストアしたり、錆びついてしまったパーツは自分で交換したよ」と笑顔で話すジミー。何度もマイナーチェンジをしたが、オリジナルに近いデザインを選び’50年代の雰囲気をキープしている。
「近所のカフェや趣味のフィッシングなど、LA近郊ならこの車でどこへでも行くよ。故障が怖くないかって? そんなのは心配ご無用。不調なときは音や感触で察知できるから。最初はエンジニアに助けてもらっていたけれど、今はある程度のことは自分で修理できるしね!」
もともとはベージュだったが購入後に本人の好みでライトグレーに塗装。ホワイトで塗られたロゴは自ら施したという
ミラーの裏側をダークグレーにし、全体のアクセントに
ハンドル、スピードメーターなど、丸みを帯びたクラシックなデザインが特徴的。運転席から眺める景色はスペシャルなんだとか
雑誌『Safari』7月号 P169掲載
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photo : Gonzalez Lozalio text : Momo Takahashi(Volition & Hope)