刺激をお求めなら“四つ葉のクローバー”を1台! 〈アルファ ロメオ〉ジュリア 2.9 V6 BI-TURBOクアドリフォリオ
これだけ情勢が揺れ動いたら、なんだか先行き不安……。な〜んて、普段ポジティブな『Safari Online』読者もさすがに、不安になっちゃったりしてない? だったら、“自分だけのお守り”を手に入れちゃうっていうのはどう? 幸運の四つ葉のクローバーを持つモデルといえば、そう、〈アルファ ロメオ〉の最上級スポーツグレード、クアドリフォリオ。なかでも今回は、ラテンらしい大胆なデザインが魅力のセダン“ジュリア”のハイパフォーマンス版である、“ジュリア 2.9 V6 BI-TURBOクアドリフォリオ”をチョイス!
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イタリア車&フランス車マニア、もしくはスポーツカーマニアならいわずもがなだけど、このクアドリフォリオ=四葉のクローバーは、その名から想像されるような“平和な幸せ感”を真っ向否定するようなカゲキなモデル。なにせ、当時は生死を賭けて戦っていた自動車レースにおいて、本気のグッドラックを願って冠されたのがその由来なのだから。そう思うと、このエンブレムに込められた願いがただならぬ迫力を醸し出していることをご理解いただけるだろう。
さらにこの四つ葉は、レースで数々の栄光を手にしてきた歴史に恥じぬよう、〈アルファ ロメオ〉が“最高峰”と認めたモデルにだけ与えられるモノ。いわば栄冠の証でもあるってわけ。
そんな栄冠にウリにするモデルだから、スペックもまた弩級だ。2.9ℓ V6エンジンはオールアルミブロックで構成。最高出力510PS、最大トルクは600Nm。そして最高速度はなんと307km/hを誇り、0-100km/h加速はわずか3.9秒と滅法速い。また、そのスペックを叶えるために選ばれたのはやっぱり高級素材。サスペンションにもアルミニウム、ドライブシャフトにはカーボンファイバーなど「これってレーシングカーだっけ?」と思うほどの素材とテクノロジーがバカスカ導入されている。
そして肝心の乗り味なのだが、ご想像どおりある意味で“究極”ともいえるモノ。なんたってダントツでカゲキなのだ。ご近所が心配になっちゃうくらいのサウンドの演出も然り、トルクの恐ろしいほどの立ち上がり然り。どこを切り取っても“超ヤンチャ”。そう、いまや優等生でいるしかないドイツメーカーにはできないような、血沸き肉躍る“ラテンな演出”が盛りだくさんとなっている。
実際、アクセルを踏んだ瞬間に、異世界の飛び出し感があなたの背中を蹴るはず。そう、セクシーな外観に負けない、超官能マックスなマッチョなフィールがそこにある。固く締まったサスペンション、そしてクイックすぎるハンドリング……。まるでゴーカートに乗っているみたいな独特な走りの世界観を一瞬で堪能させてくれる。
もしかしたら、侘び寂びを大事にする我々ジャパニーズには、ちょっと理解できないくらいの過剰さだから乗る人を完全に選ぶかもしれない。しかしソコこそが最高の魅力なのだ。「最近のクルマはなんだかもの足りなくて」、な〜んてボヤくなら、まずコレを試してみて!
★DATA 〈アルファ ロメオ〉ジュリア 2.9 V6 BI-TURBOクアドリフォリオ
●全長×全幅×全高:4635×1865×1435mm
●車両重量:1710kg
●ホイールベース:2820mm
●エンジン:2.9ℓV型6気筒DOHC 24バルブ インタークーラー付きツインターボ
●最高出力:375kW(510PS)/6500rpm
●最大トルク:600Nm(61.2kgm)/2550rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:後輪駆動
●税込み価格:1153万円
●アルファコンタクト
TEL:0120-779-159