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2020.02.10


Ford F-250 Camper Special[フォード F-250 キャンパー スペシャル]

レザークラフツマンで自身のブランド〈アルド・ロッシ〉のファウンダーとして毎日忙しい日々を送るアルド。ひとつひとつ心をこめて作られるハンドメイドのレザーアイテムは、まるで繊細なアートのようだ。ヴィンテージ好きとしても有名な彼の愛車は'70年代の〈フォード〉のF-250。職人気質の彼にピッタリな武骨な雰囲気が魅力だ。

Aldo Rossi[アルド・ロッシ]
アルド・ロッシ〉デザイナー、ファウンダー
幼少の頃パリで育ち、のちに渡米。映画監督で写真家のブルース・ウェーバーの名アシスタントとして活躍後、フォトグラファーに。約7年前に自身のレザーブランド〈アルド・ロッシ〉を立ち上げた。
https://www.aldorossi.shop/

Ford F-250 Camper Special
フォード F-250 キャンパー スペシャル/2000年購入/走行距離28万9681㎞
クルマ遍歴
1台め 1988年 メルセデスベンツS500
2台め 1986年 メルセデスベンツ500 SEL
3台め 1994年 メルセデスベンツ 300TEステーションワゴン

エンジン : 直列6気筒
排気量 : 5400 cc
最高出力 : 130馬力
最大トルク : 385hp
トランスミッション : 3速AT
全長×全幅×全高 :4930×2007×1773㎜
購入価格 : $5074  


LA近郊の大自然が広がるトパンガキャニオン。その中腹にひっそりと佇むアトリエで、美しいレザークラフトを作るアルド。彼が手掛けるレザーアイテムは、使うたびに味が増し、やがては一生の宝物になると評判だ。ハイセンスかつヴィンテージ好きな感覚が反映されているからだろう。そんな彼の愛車は、ヴィンテージ好きらしい、1970年製の〈フォード〉F ̶250。

「ドライブ中にたまたま中古車屋の前を通ってこのクルマが目に入ったんだ。その頃トラックが欲しくて。僕の好きな色だったこともあって買ったんだよ!」

購入時は荷台の上にキャンパーシェルが設置されていたが、現在はシェルの部分を外してピックアップトラックに。

「レストランやショッピング、ロードトリップなど、どこでもコレで出かけるよ。状態がよくていっさいカスタムされていないから、マニアに“是非売ってくれないか?”と頼まれることが多いんだ。絶対に手放さないけどね(笑)」

そう笑顔で話すアルドは、自身のシグネチャーバッグを片手に、愛犬を荷台に乗せて打ち合わせに出かけた。

スペースのある荷台には、ショップへ納品する自身のレザーアイテムや、趣味のキャンプ道具を積んだりする。遠出の散歩の際は愛犬もここへ

美しいデザインの内装も自慢のひとつ。オーディオシステムも全く問題ないという

燃費がよくないので、どこへ行くのも2タンク満タンにしておくのが鉄則


 
Information

雑誌『Safari』3月号 P187掲載

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写真=宮﨑良将 文= 高橋百々
photo : Yoshimasa Miyazaki(Seven Bros. Pictures) text : Momo Takahashi(Volition & Hope)
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TAGS:   Fashion
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