〈メルセデス・ベンツ〉GLE
趣味として、モテスポーツとして、そしてビジネス仲間とのレジャーとしても。これほどまでに様々な面を持つスポーツってほかにはないかも。そう、それはゴルフのこと。しかも、ゴルフ好きなのは男子だけじゃない。最近ゴルフ女子も急増中ってこと、気づいていますよね? 緊張と弛緩がほどよく味わえるし、都心からでもアクセスしやすいゴルフ場も結構ある。それに、道中はグルメなんかも楽しめちゃうから、女子人気が上がるのも当然。そうなってくると、「じゃあ、ダブルデートで4バックプレーでも?」な〜んてプランも当然頻発するワケで……。
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では、そんなときにふさわしいクルマといえば? スタイリッシュで走りも最高なのは当然のこと。4つのゴルフバッグとそれぞれのボストンバッグまで余裕で収納、さらにクラブハウスに横づけしたときに優越感に浸れちゃうクルマなんて、まさに理想! はい、わかりました。そんな欲張りなクルマをお探しのみなさんに、是非オススメしたいクルマがある。それが〈メルセデス・ベンツ〉GLE。なかでも、燃費と走行フィールに優れたGLE 350 d 4MATICはイチオシ!
※画像はすべて海外モデルのGLE 250 d 4MATIC。以下すべて同様
GLEは昨年10月のパリ・モーターショーにて、新型を発表するとアナウンスされた超熟成モデル。じゃ、ニューモデルを待つのがベストなんじゃないの?なんて思うことなかれ。特に輸入車に関しては、最新モデルが最良のモデルとは限らないことに注目したい。というのも、新モデル導入初期にはなにかと不具合が出やすいもの。その点、熟成の進んだパッケージは、年度改良が重ねられて実に“いい感じ”になっていることが多々ある。現行のGLEもその例に漏れず。エンジンの回転の滑らかさからトルクの出し方、またトランスミッションとのマッチングまで、高級SUVの存在感にふさわしい仕上がりになっている。
なかでも今回オススメする350 d 4MATICは、クリーンディーゼルを搭載しているのだけど、静粛性・制振性ともにガソリンモデルに引けを取らないほど! むろんいくら静かでジェントルなフィールでも、ディーゼルエンジンならではの燃費性能は損なわれていない。つまり、道中で盛り上がりまくっている最中、「ごめん、ちょっと給油していい?」な〜んて無粋な理由で話の腰を折らなくてもいいのだ。
そして肝心の積載性だってバツグン。筆者が実際に試してみたところ、身長180cm超えの体育会系男子が選んだフルセットバック3本にレディスバッグ1つなら余裕で飲みこむフトコロの深さを発揮。しかも、無造作にポンポンと載せてもOKだから、このバッグを奥に入れてさらにコレを上に積んで……なんていうパズルは必要ナシ。これは嬉しい限り。プレーが終わってクラブハウスから出るときも、涼しい顔で女性陣(もしくは友人たち)を迎えることができるってワケ。
さて、それだけ大きければ、日頃の取り回しに苦労するんじゃない?なんて心配も、〈メルセデス・ベンツ〉の車体設計なら心配ご無用。しっかり小回りも考えられているから、競合車と比べたって扱いやすさはピカイチなのだ。しかも四輪駆動の4MATICを選んでおけば、ゴルフ場へと続く山道だけじゃなく雪道でも信頼性を発揮する。これさえあれば、ゴルフの最中「じゃあ今度、スノーボードでもどう?」なんて、次なる楽しい約束だってお手のもの!?
★DATA 〈メルセデス・ベンツ〉GLE 350 d 4MATIC
●全長×全幅×全高:4825×1935×1795mm
●ホイールベース:2915mm
●エンジン:3ℓDOHC V型6気筒ターボチャージャー付き
●トランスミッション:9速AT
●最高出力:190kW(258PS)/3400rpm
●最大トルク:620N・m(63.2kgf・m)/1600~2400rpm
●駆動方式:四輪駆動
●税込み価格:896万円~
●メルセデス・コール
TEL:0120-190-610