〈ボルボ〉XC40
まさかとは思うけど、四角く角張ったボディにフワフワの足まわりを持っているのが〈ボルボ〉だなんていう、ふる〜い情報を未だに引きずっている人、いませんよね?
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以前の〈ボルボ〉と今ではすべてが違う⁉
そう、今どきの〈ボルボ〉って、実は昔のソレとはガラっと様変わりしている。たとえるなら、田舎の純朴な娘が都会の水で洗われました、みたいな洗練っぷり。特に、グローバルマーケットでも人気の車種であるSUVに関しては、異様なる完成度の高さを誇り、ココ日本でも芸能人や著名人のオーナーが急増中、な〜んて噂もチラホラ……。
人気の秘密は、総額110億USドル(約1兆3000億円!)を投資して整備されたパワートレーンとアーキテクチャーからもたらされる、先進的かつ快適なドライブフィール。それと、他社には決してマネることのできない、スーパークリーンな超絶技巧の美デザインだ。
そんな〈ボルボ〉のSUVファミリーに、待望のコンパクトモデルが新登場。その名もXC40だ。〈ボルボ〉のラインナップの中で、最も新しいモデルになるXC40は、そのキャラクターもほかのモデルよりも若々しい。たとえば上位モデルのXC90がドレスシューズだとすれば、XC40はスニーカー。なんたって、街を軽快に駆け抜ける小気味いい走りが身の上。そう、そんなところが、今アナタが履いているスニーカーと同じってわけ。
まさに乗ってほしいのは『Safari』読者!
XC40のコアターゲットは30〜50代。ウイークデーは都会で複数の電子デバイスを駆使してバリバリと働き、週末は仲間とアウトドアに繰り出すような、アクティブでエネルギッシュな人々を想定している。あれ? コレって!? そう、まさに『Safari』読者そのものじゃない⁉
エンジンは2ℓ直4ターボを搭載!
これはすでに上位モデルにも採用されている成熟感あるパワートレーン。コレが軽量×コンパクトなXC40に搭載されるのだから、アクセルを踏んだ瞬間にグイっと背中を押されるような、パワフルな加速が楽しめること請け合いだ。
北欧デザインの洗練度が違う!
さらに、〈ボルボ〉のお家芸、内装の作りこみにも注目したい。実はこのXC40、開発チーム自体がとても若いのだとか。おかげでコア世代のリアルに欲しい機能を盛りこめた、というから面白い。たとえばドアパネルの下部には、ノートパソコンがそのまま収められるようなポケットが用意されている。もしくは1ℓサイズのぺットボトルが3本も(!)納められるちょっとしたストレージになっている。本来ならココはウーハースピーカーが仕込まれている場所。それをダッシュボードの中に移動させることで、現代人が必要なスペースを確保したというのだ。
おもてなしの心が日本車以上!?
それに、センターアームレストの中にはボックスティッシュがそのまましまえるほどの空間のほか、ゴミ箱スペースまで確保しているから驚き。もちろん、リアの広い荷室も従来の〈ボルボ〉譲りで、間仕切りのできるパネルやショッピングバックが倒れないように引っ掛けられるフックなど、そのおもてなしの心は国産車以上なのだ。
また、環境コンシャスな北欧生まれらしく、フロアマットは100%リサイクル可能な素材を使用しているほか、内装の内張りのファブリックもリサイカブルなものになっている。
安全・安心感が違うのも〈ボルボ〉!
もちろん、「今、世界で最も安全なクルマ」といってもいい〈ボルボ〉だからこそ、コンパクトモデルでも最新の先進安全運転支援技術が全グレードに標準装備されているのも大きなポイントだ。だって、クルマくらいリラックスして乗りたいもの!
まだ発表と発売がスタートしたばかりで、納車は6月から。だが、上位モデルがのすべてが納車待ち=バックオーダーを抱えている状態なのが今の〈ボルボ〉。コレを読んで気になった人は、いち早く販売店に急いだほうがいいかも。
●ボルボお客様相談室
TEL:0120-922-662