DBシリーズの最新作、ついに公開! 〈アストン・マーティン〉DB12
日本時間の5月25日午前7:00(現地時間5月24日)、大きなニュースが飛び込んできたのでさっそくシェアしたい。ボンドカーとしての顔を持つ〈アストン・マーティン〉の基幹モデルDBシリーズの最新作、DB12が公開されたのだ。
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これまでのDBシリーズ、とくに直近モデルのDB11のデザインを正しく受け継ぐエレガントで流麗なデザインと、全長×全幅×全高=4725×2145×1295㎜、ホイールベース=2805㎜というボディサイズはほぼそのまま踏襲しているが、全幅のみがわずかに拡幅されている。もちろん新型に刷新するにあたって、剛性は向上が図られている。
V8かV12かと憶測が飛び交っていたエンジンだが、まずは4ℓV8ツインターボが発表された。それには理由があって、最高出力は680PS/6000rpm、最大トルク800Nm/2750-6000rpm(!)と、クラス最高である圧巻のスペック。DB11比ではV12のDB11 AMRの出力を上回る数字をV8で叶えているのだ。重くて出力の低いV12は、ひとまずスキップしたということかも。ちなみに0-100km/h加速は3.5秒と、こちらも納得の速さ。
さて、新型DB12は、最新型であると同時に〈アストン・マーティン〉の次世代スポーツカー商品群の第一弾である、ということも発表された。
技術的なハイライトは、新しいインテリジェント・アダプティブダンパー、DBシリーズには初搭載となるエレクトロニック・リア・ディファレンシャル(E-diff)、また、〈アストン・マーティン〉専用の21インチ・ミシュラン Pilot Sport 5s タイヤを装備した新たなサスペンション・システムが配されたドライブトレーンが挙げられる。これによって「よりスリリングなダイナミクスを味わえる」とあるのだから、いかにも自信にあふれた仕上がりが窺える。
さらに楽しみなのは、〈アストン・マーティン〉が新規開発したインフォテイメントシステムが搭載されたコクピット。高性能なスポーツカーでありつつ、超高級車としての性格を持つDB12。同社自ら「ウルトラ・ラグジュアリー」を謳うとあって、ガラリと横基調に意匠を変えてきたのが面白い。太く、高いセンターコンソールもこれまでのDBシリーズにはなかったものだから、まさに一気に“コックピット”の様相を呈している。
インフォテイメントシステムも新たなチャレンジを行っていて、オンラインで通信してアプリ経由で目的地を設定できるなどの最新機能も。ナビは反応速度にこだわった静電式だという。
価格は2990万円、デリバリーは2023年第3四半期を予定している。
★DATA 〈アストン・マーティン〉DB12
●全長×全幅×全高=4725×2145×1295㎜
●ホイールベース:2805㎜
●エンジン:4ℓV型8気筒ツインターボ
●最高出力:680PS/6000rpm
●最大トルク:800Nm/2750〜6000rpm
●トランスミッション:8速オートマティック
●税込み価格:2990万円
●アストン マーティンジャパン
TEL:03-5797-7281
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