ユーザーメリットが向上! 〈メルセデス・ベンツ〉GLC 220d 4MATIC
どんどん春めく気候と同時に、街にインバウンドが戻りはじめて、今年の春は久しぶりに気持ちの昂りを感じている、な〜んて人も多そう。そんな気持ちに応えるように、クルマ業界でも注目モデルの新車ラッシュで、なんだか目移りしてしまう! なかでも本日発表(3月16日)されたばかりのコチラはアクティブ&スポーティな『Safari Online』読者の大本命かも。ひと足お先に試乗が叶ったので、速攻レポートをお届けしよう。フルモデルチェンジで登場した〈メルセデス・ベンツ〉GLC 220d 4MATICだ。
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言うまでもなく、GLCはCクラスをベースにしたSUVモデル。都会らしさと若々しいアドベンチャー感を備えたルッキングに、取り回しのよいサイズ感、そして〈メルセデス・ベンツ〉の中でも戦略的な価格設定と、人気になる要素はてんこ盛り。そんな感覚は世界中が共有しているようで、いまやGLCは〈メルセデス・ベンツ〉で一番売れているモデルに成長しているのだとか。そんな大人気SUVは、その人気を維持するべく、エクステリアはややキープコンセプトに、そしてインテリアは大胆な革新を得て生まれ変わった。
まずエクステリアで特長的なのが、ボディサイズの変更だ。今回、新型のCクラスやSクラス同様、新型のプラットフォームに刷新されている。それにあわせて全長が+5センチ、そしてホイールベースは1.5センチ拡大された。全幅が拡幅されなかったのは、狭小駐車場に悩む、日本のユーザーにも朗報かも。
写真はAMGラインパッケージ
さらに、デジタルライトが全車標準になり高級感を増したこと、また、AMGラインパッケージを選択すると、グリルの中がスターパターンになるなど、きらびやかな装備が多々用意された。
ボディサイズの拡大によって、トランク容量が70ℓ増量したのもニュース。これにより、リアシートを畳まずともゴルフバッグが3本入るなど、レジャー偏差値も向上!
注目はインテリアで、先代比で大きく変わったのはココ。SクラスやCクラス同様、最新の縦型セントラルディスプレイを備えた。同時に、「ハイ、メルセデス!」で起動する音声認識型ボイスコマンドを擁する先進インターフェースであるMBUXも最新のものに。ナビを設定すると、曲がりたい交差点に差し掛かったときなど、車外のカメラ画像に矢印を表示させる、拡張現実映像が表示される。
パワートレインは現状ディーゼルエンジンのみの展開。先代モデルで一番人気であったディーゼルを優先的に日本で展開する。進化点はコチラもISGが搭載され、マイルドハイブリッドモデルになったこと。これにより、加速はスッキリ。さらにタイムラグのないなめらかさに加えて燃費向上が叶うなど、確実にユーザーメリットのある刷新を遂げている。
★DATA 〈メルセデス・ベンツ〉GLC 220d 4MATIC(ISG搭載モデル)
●全長×全幅×全高:4720×1890×1640㎜
●車両重量:1930kg
●ホイールベース:2890㎜
●エンジン:2.0ℓ直列4気筒ディーゼルターボ
●最高出力:145kW(197PS)/3600rpm
●最大トルク:440N・m(27.5kgm)/1800~2800rpm
●トランスミッション:9速オートマチック
●駆動方式:四輪駆動
●税込み価格:820万円
●メルセデスコール
TEL:0120-190-610
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