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2022.11.14


先進性と利便性を兼ね備えた上質BEV! 〈メルセデス・ベンツ〉EQB

これからのクルマ選びは電気自動車という選択肢が当たり前の時代に。だけど、大人であるならばクルマを選ぶ基準は単に性能だけでなくやはり気品にあふれた、とっておきの1台を選びたい!

先進性と利便性を兼ね備えた上質BEV! 〈メルセデス・ベンツ〉EQBこのところSUVのトレンドはクーペライクなボディスタイルに向いていると思う。フロントからリヤに沿ってルーフがなだらかに下降していくタイプだ。当初違和感があったが、最近は結構格好よく思える。ヨーロッパのメーカーにインタビューしたところ、ある一定層のニーズがあるそうだ。その証拠に各ブランドはクーペSUVのラインナップを増殖させている。

それじゃそもそもSUVとして存在してきた2ボックスのスクエアなタイプはどうなのかというと、こちらも人気。みなさん、大、中、小とサイズを揃え、巷のニーズに応えている。

こちらの背景にはアウトドアブームが関係する。アーバンテイストなクーペと違い、四角いボディはワイルドさを感じるからだ。キャンプ場に行くのに、舗装されていない道をとおるにはこちらのほうがしっくりくる。

今回ご紹介するEQBはまさにそんなシーンにピッタリの一台だ。ベースとなったのは人気SUVのGLBで、そのプラットフォームを使い100%ピュアEVを仕上げた。見た目よし、サイズよしで、ご覧のようにアウトドア感を醸し出している。

すでにご存知の方も多いと思うが、EQシリーズは〈メルセデス・ベンツ〉が誇るEVファミリーとなる。EQC、EQAときて、このEQBに至った。今後拡大していくのはもちろん、主流モデルとなるのは確かである。

今回登場したEQBにはふたつのグレードがある。EQB 250とEQB 350 4MATICがそれで、駆動方式は前者がFWD、後者がAWDとなる。ユニークなのはAWDはリヤのモーターをメインとして走らせること。よってふたつのグレードは走りに関して、それぞれ異なる特性を生かしている。

先進性と利便性を兼ね備えた上質BEV! 〈メルセデス・ベンツ〉EQBEQBが電気自動車であることは見た目からわかる。通常のガソリンエンジンやディーゼルエンジンと異なり、フロントグリルの形状が個性的だからだ。これはエンジンを冷やすのに多くの風を取り込む必要がないことでそうなった。つまり、穴があいていない。これまで何十年と穴のあいたグリルを見てきたのだからその違いは一目瞭然だろう。

それにリアのコンビネーションランプも未来的だし、オリジナルデザインのホイールもこれまでとは異なる。ホイールは電磁コイルをモチーフにした気がするのは、考えすぎかもしれないが。

走りも新しさが垣間見られた。“Dオート”と呼ばれるモードがそれで、前方のクルマが近づくと回生ブレーキが自動でかかりその距離を保ってくれる。こいつは便利。それに長い下り坂で前走車がいなければコースティング状態になり、駆動力を使わずにその勢いで走らせてくれる。このへんは安全と電費の面で役に立ってくれること間違いなし。

そんなEQBは室内が広いのも大きなメリット。なんたって3列シートが装備され、最大7名乗車が可能なのだ。しかも、2列めシートは大きくスライドするため、3列めの足元は広いスペースが取れる。2列めに人が乗らないときは3列めをリムジン的に使うのもアリだ。

充電は家庭でもできる普通充電と急速充電の両方を可能にする。納車時に車載される専用の充電カードを使えば、全国約2万基ある充電ネットワークが使えるそうだから心強い。充電計画を練って、秋の海へ出かけるのにいいんじゃない!

 大人が欲しくなる理由! 
メータークラスターはフルデジタル


先進性と利便性を兼ね備えた上質BEV! 〈メルセデス・ベンツ〉EQB〈メルセデス・ベンツ〉が誇る横長のデジタルカラーモニターとローズゴールドに塗られたエアコン吹き出し口がアイコンとなるインパネ。未来感たっぷりで機能的に配置されている。ステアリング上のスイッチは手の移動を最小限にするため。“目は道に手はハンドルに”という理念は少しもブレない。

このフレキシブルさはさすが!


先進性と利便性を兼ね備えた上質BEV! 〈メルセデス・ベンツ〉EQBカーゴスペースはご覧のとおり。コンパクトなボディサイズを鑑みれば立派。だが3列めだけでなく、2列めまですべて畳んでしまえば相当広く使える。しかも2列めは40 : 20 : 40と細かく3分割できるので使い勝手がいい。その2列めシートはスライドが可能なばかりかリクライニング機構まで備わるのがミソ。

大容量バッテリーで長旅へゴー!


先進性と利便性を兼ね備えた上質BEV! 〈メルセデス・ベンツ〉EQB床下に敷かれたリチウムイオン電池がパワーソースとなる。EQB 250ではひとつ、EQB 350 4MATICではふたつのモーターを回転させ駆動させる。最高出力は前者が190ps、後者が292psという設定。航続距離はそれぞれ520kmと468km。これなら充電計画を立てれば臆することなくロングドライブを楽しめそうだ。

使いこなすだけメリットは生まれる


先進性と利便性を兼ね備えた上質BEV! 〈メルセデス・ベンツ〉EQB日本の“CHAdeMO”方式に対応した急速充電と自宅でできる200Vの普通充電に対応する充電システム。専用アプリを使えば、充電ステーションの提案もしてくれるそうだ。車体の充電状況と気温情報、それにナビゲーションの勾配情報を総合的に分析して適切なルートが案内されるというから頭が下がる。

SPECIFICATIONS
メルセデス・ベンツ EQB(350 4MATIC)
●全長×全幅×全高:4685×1835×1705㎜
●ホイールベース:2830㎜
●車両重量:2160kg
●最高出力:215kW(292PS)
●最大トルク:520N・m
●駆動バッテリー:リチウムイオン電池
●バッテリー容量:66.5kWh
●駆動方式:4輪駆動
●乗車定員:7名
●価格:870万円~
※写真は欧州仕様です。日本仕様とは異なります。

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Information

●メルセデスコール
TEL:0120-190-610

雑誌『Safari』12月号 P280~281掲載

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