〈ブルガリ〉のオクト フィニッシモといえば、千住博など日本の芸術家とコラボしてきた、アートと懇意なコレクション。その最新作が1月に登場。で、気になるコラボのお相手はというと、世界で活躍する現代美術作家、宮島達男。1980年代より1から9までの数字が変化する LEDのデジタルカウンターを使用したインスタレーションや作品の創作を行っている注目のアーティストだ。そのコラボウォッチが、こちらのオクト フィニッシモ 宮島達男 日本限定モデル。文字盤にあるデジタル数字の“8”の文字が実に印象的。さらにミニマルで洗練されたデザインが、なんとも大人好みな1本!
ケースは、独特の8角形のフォルムを持つチタン製。厳かな雰囲気を持つのは、約300年以上前に建設されたといわれるマクセンティウスのバシリカから着想を得たものだから。表面はサンドブラスト加工が施されていて、高級感たっぷり。
さらにオクト フィニッシモらしく、厚さはわずか5.00mmと極薄! ムーブメントも厚さ2.23mmと驚きの仕様となっている。チタン製なので、超軽量でつけ心地は抜群。しかも、堅牢なので、傷がつきにくいのも嬉しいところ。
そしてこのモデルの最大の特徴が文字盤。宮島達男の作品コンセプトでもある“永続性”をリンクさせたデジタル数字の8を大胆にデザインしている。この数字は、7つのパーツで構成されていて、1から9までの数字を表現できるもの。0 が表示されず1から9の変化を永遠に繰り返すことで、人間にとって普遍的な生と死の循環や、時間やライフサイクルの永遠性、連続性を示唆しているのだとか。ちなみに“オクト”も、ラテン語で8を意味し、ヨーロッパでは無限大、永遠、再生の象徴とされている。
120本限定。ケース径40mm、自動巻き、チタンケース&ブレス、30m防水。202万4000円(ブルガリ/ブルガリ ジャパン)
12時位置にブランドロゴを配し、7時から8時位置の間にスモールセコンドを備えている。ムーブメントはキャリバーBVL138を搭載。パワーリザーブは薄いボディながら約60時間と実にパワフル。美しいコート・ド・ジュネーブ装飾が眺められるシースルーバックケースには、宮島達男のサインをプリント。スペシャル感を際立たせている。
ブレスレットにもサンドブラスト加工を施すなど、時計全体がアート作品のような〈ブルガリ〉と宮島達男のコラボウォッチ。手元で美意識の高さをアピールするにはうってつけのアイテムかも!
●ブルガリ ジャパン
TEL:03-6362-0100