〈ブルガリ〉の新作クロノは
レトロモダンなアルミニウムウォッチ!
復刻ブームが継続中の時計界。クラシックな雰囲気を纏ったタイムピースが手元にあれば、着こなしを格上げしてくれるのだから、その人気ぶりも頷けるってもの。で、その人気を独り占めしそうなモデルが〈ブルガリ〉から登場したのでご紹介したい。それがブルガリ アルミニウム。ケース素材にアルミニウムを使用していて、レトロモダンな装いがなんともお洒落な1本。第1世代モデルは1998年に発表され、当時大きな話題となったモデルだ。復刻にあたり、オリジナルの長所を生かしながら、今どきらしさを追加。機能性もグンと向上させている。
1998年に登場した、初代ブルガリ アルミニウム。これまでケース素材として使われてこなかったアルミニウムを採用し、時計界に新たなトレンドを巻き起こしたモデルだ。当時では珍しかったユニセックス仕様で、固定概念を覆したエポックメイキング的な存在でもあった。
その復刻モデルとなる新作は3種類で展開。なかでも、注目したいのが、よりスポーティさが際立っている“ブルガリアルミニウム クロノグラフ”だ。
まず気になるのは、当然ケース。アルミニウム製で、表面をDLC加工で仕上げている。幕が硬く、かつ柔軟性のあるカーボン(DLCは、ダイヤモンド ライク カーボンの略)を使用しているので剥がれにくい特徴がある。ケースを多少ぶつけたくらいでは色が剥がれないので、「軽量なアルミニウムだと耐傷性が心配……」なんていう不安を解消してくれるというわけ。
見た目はマットな仕上がりと、ザラついた風合いがタフな印象で、なんともお洒落。復刻にあたって、ラグの形を進化させ、つけ心地をより快適にさせている。こんな気遣いも嬉しい限りだ。
ブランド名を刻印したベゼルはラバー製。ブラックのカラーリングが存在感抜群で、全体をキリッと引き締めているのがわかるはず。また、文字盤は上品さのあるウォームグレーで彩色。6時位置に12時間積算計、9時位置に30分積算計を配し、ベースをレコード引きで装飾。さらに4時位置には日付表示を完備。針とインデックスには、夜光塗料を塗布し、暗闇での視認性も確保しているので実用面でも抜かりがない。
ケース径40mm、自動巻き、アルミニウムケース、ラバーストラップ、100m防水。45万5000円(ブルガリ/ブルガリ ジャパン)
ストラップはブラックのラバー製となっていて、こちらにもブランド名をあしらっていて、実にラグジュアリー。
これなら、秋のスポーティな装いにもぴったり。黒のナイロンジャケットに、白ショーツを合わせてモノトーンコーデに仕上げれば都会的な雰囲気を演出できるはず。カジュアルスタイルの格上げに是非1本いかが!?
●ブルガリ ジャパン
TEL:03-6362-0100