〈エドックス〉海の神に由来するダイバーズウォッチの魅力とは?
ダイバーズウォッチの名門〈エドックス〉が、ブランドを代表する“ネプチュニアン”コレクションから新作を発売。新色の採用でフレッシュになった“ネプチュニアン グランデ リザーブ デイト オートマティック”の魅力を、本国スイスから来日した取締役兼セールス&マーケティングディレクターのクリスチャン・オッツに聞いた。
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[クリスチャン・オッツ]CHRISTIAN HOTZ
1968年、スイス生まれ。スイス陸軍学校を卒業後、1992年から時計業界へ。〈オリス〉のセールス&マーケティング責任者を経て、2005年より〈エドックス〉のセールス&マーケティングディレクターに就任。長年の時計業界での経験を生かし、新コレクションやプロジェクトを指揮。製品開発や世界戦略、デザインも手掛けている。
EDOX
「“ネプチュニアン”とはローマ神話の海の神にインスピレーションを得たコレクションで、防水性に特化している点が大きな特徴です。この新作も300mの防水性を実現しています。加えて、68時間のロングパワーリザーブを搭載しています。〈エドックス〉は、一流の時計ブランドのスポーツモデルの中でトップファイブであり続けることが理想であり、それを性能でも体現しています。一方で、こうしたスペックを備えていながら、従来モデルよりケース径を2㎜小さく、厚みを3.3㎜薄くし、20%の軽量化も図りました。さらにブレスレットもリンクひとつひとつが小さい新型なので、美しくかつ心地よいフィット感を楽しめます」
ブレスレットには特徴的な機構もある。
「バックルの両側に折りたたみ式のエクステンションがあり、これでフィット感の微調節が行えます。気温の変化などによって少しきつく感じるときなどに、わざわざコマを外すことなく簡単に調節できるのです。海でウェットスーツの上から着用したときなどにも使いやすい設計でもあります。こうした新しいスペックが随所に採用されていますが、ブレスレットやダイヤルなどのスタイルは、50年以上も前から変わっていません。なぜなら〈エドックス〉の時計は、10年、20年後も使えるタイムレスな時計であることを大切にしているからです」
本人が愛用しているのは、フラッグシップモデルの“クロノオフショア1”。どんなふうに時計を楽しんでいるのだろうか。
「私自身は時計を頻繁に変えるタイプではなく、ほぼ9割はこのモデルをまとっています。腕時計は私にとって友達のような存在。スーツや靴、ネクタイはその日のシチュエーションや気分によって変えますが、時計は“友達”だから変えません(笑)。これはブランドの時計に共通することですが、タイムレスで普遍的なスタイルを持つ時計だからこそ、どんな装いでも映えてくれる。そこが〈エドックス〉の大きな魅力のひとつでもあるんです」
ネプチューンも見どころ!
少ない動きで巻き上げられ、故障しにくい片方向巻き上げ方式を採用した新型キャリバーで、68時間のパワーリザーブを実現。ベゼルには、ハイテクセラミックを採用。ケース径42㎜、自動巻き、SSケース&ブレス、30気圧防水。35万2000円(エドックス/ジーエムインターナショナル)
●ジーエムインターナショナル
TEL:03-5828-9080
雑誌『Safari』12月号 P262掲載
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photo : Takashi Ikemura text : Takumi Endo