別格の肌触り!
パーカだって彼女がスリ寄るカシミヤ混!
さてさてホリデーシーズン、どのように過ごす予定? といっても、今年はイベント開催も少なく、大人数でワイワイと遊ぶことはできなそう……。であれば、お家や都心の一流ホテルで、彼女とのんびりと贅沢なひとときを過ごすのがいいかもね。そんなとき、なにを着ればいい? な~んて悩む必要なナシ。だって、最高のリラックス感を与えてくれる、カシミヤ混ニットのパーカが1点あればいいんだから!
カシミヤ混ニットパーカのなにがいいって、そりゃ当然触り心地。カシミヤ山羊から取れる繊維は平均15μ(ミクロン)と非常に細く、肌に触れたときのアタリがとってもなめらか。彼女の寄り添い具合もいつも以上になる、ってのも想像できそう!? 一方で、カシミヤは1頭からマフラー1本分ほどしか取れない超希少素材。で、そんな素材を100%使いしたパーカだと、あまりの繊細さに普段使いができないって人もいるかも⁉ でも、ほかの素材と混紡したものなら、服自体の耐久性も上がって手軽に着られるってもの。高級感と実用性のバランスを考えたら、いいチョイスになるのでは? ということで、今季見つけたカシミヤ混ニットパーカをさっそくご紹介しよう!
6万9000円(エストネーション)
どちらもなめらかな肌触りが魅力の高級素材、シルクとカシミヤの混紡素材をニット地に仕立て。光沢感やとろみを感じる生地だから自然なドレープが生まれて、着る姿をエレガントに魅せてくれる。ジップまわりや裾など摩耗しやすい部分は、エコスウェードでしっかり補強。また袖付けはニットならではのリンキング付けを採用。アタリ感がなく着心地がいい点も注目!
19万円(ルシアン ペラフィネ/ルシアン ペラフィネ 東京ミッドタウン店)
贅沢にも複雑なマルチボーダー柄で仕上げた、手のこんだニットジップパーカ。素材は耐久性に優れて暖かさも十分なウールをメインに、カシミヤをブレンドして手触りのよさを向上。あえて毛羽立たせてふわふわに仕上げているところも、手がかかっている! 寄り添う彼女も、このふわふわ感にきっとご満悦!?
16万円(ジ エルダー ステイツマン/サザビーリーグ)
こちらはもっと細かな色構成の、賑やかなボーダー柄。冬のビーチで、サーフ上がりにさらりと羽織って、とっても絵になる! 使いやすさを考慮したカシミヤブレンド素材を、鍵編みで仕立てたニットを採用。しっかり感もあって“とろとろ”とはいかないが、それでもなめらかな肌触りで、暖かさも文句なし。
3万9000円(キャバン/キャバン 代官山店)
発色具合、生地のハリ感ともに、コットンポリエステルを使ったスウェットかという見た目。でもれっきとしたカシミヤ混のニットを使っている。カシミヤの混紡相手はコットンで、二重組織生地にしているのでしっかりとした生地感を得られるのが特徴。ビッグフードにゆるいシルエットがあいまって、ラグジュアリーストリートな雰囲気がムンムン。色展開も11色と超豊富!
13万円(フェデリ/トレメッツォ)
最後はせっかくなので、混紡ではなくカシミヤ100%製のアイテムをご紹介。1934年創業のイタリアのニットブランドから、ライナーもないシンプルなニットパーカがお目見え。熟練の職人が1960年代に買いつけた編み機を調整しながら生産していて、柔らかくふんわりとした肌触り。それもカシミヤとなれば、なめらか度は最大級!
●エストネーション
TEL:0120-503-971
●ルシアン ペラフィネ 東京ミッドタウン店
TEL:03-5647-8333
●サザビーリーグ
TEL:03-5412-1937
●キャバン 代官山店
TEL:03-5489-5101
●トレメッツォ
TEL:03-5464-1158
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Yuta Yagi