〈エンポリオ アルマーニ〉NEETが着てもNEATにきまる楽パンがある!?
楽ちんで着心地抜群のジャージパンツ。ネイビーだから、黒よりもクリーンで爽やかな印象。キメ細やかなマットな生地感も、ただの楽パンとの差は明らか。3万3000円(エンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
ニートという言葉、就学も就労もしていない人たちの呼び名として今ではすっかり定着した感ありますよね? ちなみにこれ、Not in Education, Employment, or Trainingの頭文字をとったもので、イギリスで使われはじめたという説が濃厚。つまり日本だけで使われている和製英語ではないってこと。その一方、NEAT(ニート)という英語は、きちんとした、とか、小ぎれいな、とか、全く違う意味を持つ言葉。たった一文字の違いで、間逆とまでは言わないが、印象がここまで違うんだから面白いでしょ?
てな感じで、ちょっとしたことで印象が激変しちゃうってのは、言葉だけにあらず。たとえばこの〈エンポリオ アルマーニ〉のパンツを見てほしい。真正面から見ると、よくあるジャージ素材の楽パン。と思いきや、サイドから見ると……ブランドのロゴテープががっつり入っているじゃありませんか! そして、バックにはまるでスラックスのようなダミーのピスポケットまで。ワンマイルウエアの代表格である楽パンが、あら不思議、なんとも小ぎれいなドレス顔ジャージパンツに様変わりというわけ。これなら、NEETだってNEATに変身できる!?
裾にリブの付いた短め丈なので、あくまで第一印象はスポーティ。にもかかわらず、ラインパンツのようにみせかけて実はサテン地のブランドロゴ入りテープを使っているなど、“NEAT”に見せる工夫が随所に施されている
●ジョルジオ アルマーニ ジャパン
TEL:03-6274-7070
雑誌『Safari』11月号 P214掲載
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