お洒落をもっと自由に楽しみたい人に着てほしい〈ザ・ダファー・オブ・セントジョージ〉のシャツブルゾン!
しかるべきときの装い以外のファッションには本来、ルールがなく自由に楽しんでいいもの。シャツとアウターのお洒落を垣根なく楽しめるシャツブルゾンやシャツジャケットは、そんなマインドを体現する服だ。それをもっと自由に楽しめる1枚を発見!
- SERIES:
- FOCUS ON 今月注目したいモノ・コト!
THE DUFFER OF ST.GEORGE
ハリウッドセレブの着こなしを見ていて気づかされることのひとつが、シャツスタイルを自由に楽しんでいること。袖捲りやボタンの上どめといった、アレンジの豊富さはいうに及ばず。シャツを着るのではなく、ただ肩にヒョイ乗せするパターンもあるくらいだからね。もちろん、シャツをアウターや羽織りのように着こなすスタイルだって、ずいぶん前から当たり前のようにやっている。最近はシャツとしてもアウターとしても着られるシャツジャケットやシャツブルゾンを手掛けるブランドがぐっと増えたが、型にとらわれないセレブたちの着こなしにようやく時代が追いついたのかもしれない⁉
で、そんな自由なお洒落の強い味方になってくれる服が、〈ザ・ダファー・オブ・セントジョージ〉の新作“インディゴチェックシャツブルゾン”だ。まず、注目してほしいのは、ありそうでなかったフロントジップ仕様。しかも、前裾にはワーク系のアウターによくあるフラップ付きのボタンまで付いている。裾ボタンを閉じて裾まわりだけジップアップして着れば、アウター感をより強く印象づけられる。もちろん、それ以外の襟やカフス、胸ポケなどはオーセンティックなシャツの仕様だから、シャツっぽさを強めに出した着こなしだって自由に楽しめるというわけだ。
ちなみにこのシャツブルゾンは、採用した生地にも特筆すべき魅力がある。コットンのインディゴ糸を使ったざっくりとした生地なのだが、緯糸に不規則な節を持ったスラブ糸をあえて使用することで、独特のムラがある表情に仕上げている。だから、着込んでいくうちに着ている人それぞれの味が出やすく、それがまた自分らしいお洒落の楽しさを底上げしてくれるというわけだ。着まわし力が高く、味出しもしやすいシャツブルゾンで、自由なお洒落の一歩を踏み出してみては⁉
ヴィンテージテイストの柄に加え、猫目ボタンや味のある配色のジッパーなど温故知新な仕上がり。生地は秋口からのアウターとして着るのにちょうどいい肉厚さで、真冬はインナーとして活躍。各1万5400円( 以上ザ・ダファー・オブ・セントジョージ/ジョイックスコーポレーションお客様相談室)
●ジョイックスコーポレーションお客様相談室
TEL:03-5213-2532
雑誌『Safari』12月号 P274掲載
“FOCUS ON”の記事をもっと読みたい人はコチラ!
●『Safari Online』のTikTokがスタート!
こちらからアクセスしてみて!
photo : Mika Miyamoto text : Takumi Endo