触ってびっくりこの軽さ!
夏の暑さもへっちゃらの、 薄くて軽いデニムがある!
いよいよ待ちに待った夏がやってきた。汗が気になる毎日が続いているから、涼しいショーツについつい手が伸びがち。慣れ親しんだデニムとは、この時期はしばしのお別れ……な〜んて、洒落たカジュアルに欠かせないデニムを諦めていたりしない?!
デニムは、正直なところ真夏には生地が厚くて不向き……、と思っているでしょ。でも、ちょっと待って。あきらめるのは実は早い。『Safari』でもお馴染みのブランドには、その弱点を克服した薄くて軽いモデルが存在するんだから。各ブランドの特徴を生かした個性豊かなラインナップが出揃ったので、これがあれば夏のデニムコーデを思う存分楽しめます!
1万6500円(リーバイス/リーバイ・ストラウス ジャパン)
通気性、吸水速乾性に優れた高機能素材を使用しているパフォーマンスクールシリーズ。モデルは人気の高い511で、501に比べて股上が浅く腰まわりをスマートに見せてくれる。スリムフィットとはいえ、生地はストレッチ入りで動きやすいのも特徴。ヴィンテージ加工を施したブラックデニムは、ワイルドなムードを漂わせる一方、都会的なジャケットスタイルにもぴったりだ。
4万2900円(デンハム/デンハム・ジャパン)
褪せたボタニカル柄のファブリックをアクセントにしたデザイン。V&A博物館とのコラボアイテムであり、コインポケットやヒップポケットのほか、膝の内側にも生地を縫い合わせており、ダメージ部分からチラッと花柄が顔をのぞかせる。腰まわりがゆったりした楽ちんシルエットだけど、テイパードしているためすっきり見え。夏は、ロールアップすればヌケ感でこなれ度はさらにアップ。
2万9700円(ヤヌーク/カイタックインターナショナル)
人気のリゾートデニムがリニューアル。腰帯を平ゴムからメッシュ素材に変更して通気性をアップ。ウエストにはドローコードも通されており、ベルトレスながらフィット感を調整できる。デニムにはリネンやレーヨンなど4種類を混紡。素材のシャリ感を残しつつ肌触りは滑らかで、軽くて清涼感のある穿き心地に仕上げられている。青味の強いインディゴなので、丁寧に施した加工感も楽しめる。
2万900円(ニードバイヘリテージ/ゲストリスト)
今春スタートした〈ニードバイヘリテージ〉。こちらの定番モデルは、ヒップのシワを軽減し、足が真っ直ぐ美しく見えるような秀逸なパターン。シルエットは時代に左右されないレギュラーフィットのストレートで、汎用性高く穿きまわせるのも嬉しい。生地はオリジナルデニムで、染色にはi-Nextという方法を採用。環境に配慮したサステナブルなモノ作りが行われている。
4万1580円(ノンネイティブ/ベンダー)
ヴィンテージウォッシュ加工を施した10.5ozのデニムトラウザー。太ももの切り返しと膝下部分にプリーツを入れた独特のデザインは、雪山で安全かつ快適に行動するために開発されたアルパインウエアから着想を得たもの。ウエストとヒップにゆとりをもたせた緩やかなテイパードシルエットで動きやすく、見た目もスッキリ。凸凹とした素朴な生地感は、デニム好きの心にヒットするはず。
●カイタックインターナショナル
TEL:03-5772-3684
●ゲストリスト
TEL:03-6869-6670
●デンハム・ジャパン
TEL:03-3496-1086
●ベンダー
TEL:03-6452-3072
●リーバイ・ストラウス ジャパン
TEL:0120-099-501
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa(remix) text : Ryuto Senoo