“デニム・オン・デニム”は、クラシックに着こなすほうがかっこいい説!?
デニム・オン・デニムは、アメカジの中でも超定番の着こなしテク。安定のかっこよさがあり、外さない安心感だってある。とはいえ、昔からある着こなしゆえに、「今着こなすならやっぱりモダンにアップデイトしないと」な~んて思う人も多いだろう。では、そんなデニム・オン・デニムを海外のお洒落セレブは近頃どのように着こなしているのか? さっそく彼らの最近のデニム・オン・デニム スタイルを見ると、面白い事実が発覚した!
今回チェックしたお洒落セレブは2人。俳優のクリス・パインと同じく俳優のオースティン・バトラーだ。
まずはクリスのほうからチェック。彼はかねてより、デニム・オン・デニムを好んで着こなすセレブだが、いかがだろう? 2枚の写真を見た印象は、誰が見てもクラシック。スタイリッシュに見せようなんてことも感じられないし、ひと時代前のデニム・オン・デニムといった雰囲気がありません? まあ確かに、彼のワイルドな雰囲気には、クラシックなデニム・オン・デニムのほうが絵になるのかもしれない。
では、オースティンのほうは? と思って見てみると、どう? 淡青デニムのジャケットに同色のボトムを合わせ、しかもインナーに至っても淡青のデニムシャツ。彼のまわりだけ、まるで1980年代や90年代に見えてしまうような、コテコテなデニム・オン・デニムを着こなしていた! しかもシャツはパンツにタックイン。足元もスニーカーではなく、茶のブーツを履いているあたりまで、クリスと同じ着こなし方なのが面白い。これを見てわかるとおり、彼らは間違いなく、好んで昔ながらのデニム・オン・デニム楽しんでいるようなのだ。
もしかすると彼らの場合、デニム・オン・デニムをモダンな雰囲気に見せるというより、あえてクラシックに徹するほうが今っぽいと判断。そこで、まわりとの差別化を図っているのかもしれない。
デニム・オン・デニムは今こそ存分に楽しめる季節。自信がある人は是非、彼らのようなスタイルで着こなしてみてはいかが?