Safari Online

SEARCH

CULTURE カルチャー

2024.05.10

『Safari』本誌の表紙を飾ったグレン・パウエルが出演!
世界中で大ヒットの 映画『恋するプリテンダー』は王道ラヴコメが楽しめる!



ハリウッド作品の王道ジャンルのひとつにラヴコメがある。最も人気を集め、黄金期と言われたのが、1980年代の終わりから2000年あたりで、『恋人たちの予感』(1989年)、『プリティ・ウーマン』(1990年)、『めぐり逢えたら』(1993年)、『フォー・ウェディング』(1994年)、『ノッティングヒルの恋人』(1999年)といった名作、ヒット作が次々と生まれた。これらのラヴコメは、いま改めて観てもそのプロットに素直に引き込まれる。同時にこの時期のラヴコメは、出演スターの魅力を最大限に引き出し、メグ・ライアン、トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラントらの代表作を誕生させた。
 

 
しかし2000年以降、ラヴコメのヒット作は減少していく。もちろん映画は作られていたものの……。人気を呼ぶ作品は散発的で、かつてのようなブームが起きることはなくなった。ラヴコメを代表作とする人気スターも極端に少ないのが現状。とはいえラヴコメを観たい人が減ったわけではない。むしろ少数精鋭になったことで、砂漠のオアシスのような輝きを放つ作品が誕生する。この『恋するプリテンダー』は世界興収が2億ドルを超えたので(同様のラヴコメ系では2018年の『クレイジー・リッチ!』以来)、そんな一本になるかもしれない。
 
 
ラヴコメが面白く加速する条件はいろいろあるが、そのうち大きなポイントは“偶然の出会い”そして“再会”。『恋するプリテンダー』は、その流れが完璧だ。出会いの場所は、どこにでもありそうな街角のカフェ。きっかけは本編で確かめてほしいので詳しく書かないが、弁護士を目指すビーと金融マンのベンが急接近するも、ちょっとした行き違いで一度はきっぱりと別れる。しかし数年後、彼らはシドニーでの同じ結婚式に出席することになり、諸事情で恋人のフリをする運命に……という物語。ラヴコメとしては王道の展開と言える。
 
 
設定からして、何となく先が“読める”あたりもラヴコメらしいが、予想どおりに行きそうで行かなかったりする迷走感も楽しめる本作。周囲のキャラの個性や、いい意味でベタなギャグの数々(誰もが知っている超名作へのオマージュも!)、そして舞台となるシドニーの名所やリゾートの美しい風景など、あらゆる要素が観ているこちらの気分を上げる。しかし最大のポイントは、主演2人の魅力であるのは間違いなく、ここで人気俳優+ラヴコメという成功の法則ができあがる。
 
 
ビーを演じたのは、シドニー・スウィーニー。映画はクエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タム・イン・ハリウッド』でマンソン・ファミリーの少女の一人を演じているが、ドラマでは大活躍の彼女。とくに学園ドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」ではセンセーショナルな演技が話題に。同ドラマは、今をときめく若手スター、ゼンデイヤも出演しており、スターへの登竜門となっている。ビーを演じたスウィーニーは、上昇志向が強く小悪魔的であり、どこかズッコケた部分も持ち合わせるなど、まさにラヴコメのヒロインとして理想型。彼女は本作で製作総指揮にも名を連ねており、間違いなく今後のハリウッドで存在感を発揮していきそう。そのポテンシャルを感じさせてくれるのが『恋するプリテンダー』だ。
 
 
そしてスウィーニーと同じくらい注目したいのがベン役のグレン・パウエルである。あの『トップガン マーヴェリック』で若きパイロットの一人、ハングマンを演じたので、見覚えのある人も多いはず。仲間の乗った僚機を見捨てたり、反逆的な行動もとるハングマン役をクールに演じたパウエルは、その後、朝鮮戦争を背景にした『ディヴォーション:マイ・ベスト・ウィングマン』でも米海軍のパイロットを好演。シリアスな役が続くかと思いきや、『恋するプリテンダー』でいきなりラヴコメに進出し、まったく違う持ち味を押し出した。ベンは金融マンで、おしゃれなアパートメントで暮らし、料理も得意。シドニーへ行けばサーフィンを楽しむなど、憧れのライフスタイルを体現するキャラだ。イケメンのパウエルはハマリ役なのだが、本作では無意味に裸になったり、ブッとんだ演技に体当たりでチャレンジしている。ある日の撮影では、用意された衣装が靴下だけ……ということもあったそうだ。アメリカの雑誌で紹介されたように、じつはパウエルはバキバキの筋肉が自慢。それを楽しそうに披露するパウエルと、相手役スウィーニーのやりとりは、ラヴコメらしいテンションの高さで、2人の最高のケミストリーを実感できることだろう。
 
 
リゾートをバックに、いまハリウッドで最も勢いのあるスター俳優2人の共演。それだけでスクリーンが生き生きとしたエネルギーに溢れる。そんな事実を『恋するプリテンダー』は改めて教えてくれるのだ。

『恋するプリテンダー』5月10日公開
原案・脚本/イラナ・ウォルパート 製作・監督・脚本/ウィル・グラック 出演/シドニー・スウィーニー、グレン・パウエル、アレクサンドラ・シップ、ガタ、ハドリー・ロビンソン 配給/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

●グレン・パウエルが表紙の『Safari』が絶賛発売中!

購入はこちらからSafari2024年6月号
 
  

 

 
文=斉藤博昭  text:Hiroaki Saito
〈ニューバランス〉のリラックスウエアでストレスフリーに!日々の疲れを癒してくれるエフォートレスな日常着!
SPONSORED
2026.09.10 NEW

〈ニューバランス〉のリラックスウエアでストレスフリーに!
日々の疲れを癒してくれるエフォートレスな日常着!

仕事に遊びに、毎日を忙しく過ごす。そんな大人の日常着は、着心地のよさにこだわりたいもの。そしてそれが、日々の疲れを癒し、なおかつ大人らしい着こなしを楽しめるものだとしたら、願ったり叶ったりではないだろうか。そんなちょっと欲張りな理想を叶え…

TAGS:   Fashion
スポーティかつ快適な〈アウディ〉の新プレミアム。“Audi A6”とともに日常をエレガントにアップデイト。
SPONSORED
2026.09.04

スポーティかつ快適な〈アウディ〉の新プレミアム。
“Audi A6”とともに日常をエレガントにアップデイト。

心を高揚させてくれるスポーティな走りと、ときにはゆったりと寛げる快適性。プレミアムカーの中でも上級グレードに位置するアッパープレミアムセグメントでは、これらふたつの要素が欠かせない。この相反する条件をこれまでにないレベルで両立させたニュー…

〈スタイル〉で叶う極上の座り心地と正しい姿勢。理想の姿勢が日常になるデザインソファ
SPONSORED
2026.09.04

〈スタイル〉で叶う極上の座り心地と正しい姿勢。
理想の姿勢が日常になるデザインソファ

家で過ごす時間をより楽しむなら、ソファはただ座って寛ぐための家具ではなく、暮らしの質を左右する存在。心地よく身を預けられるのはもちろん、美しい姿勢までサポートできたら申し分ない。〈スタイル〉のソファなら、人間工学に基づいた独自設計でその両…

〈ディーゼル〉の軽くて楽ちんな“ジョグジーンズ”の新作!心地いいデニムが大人には必要だ!
SPONSORED
2026.08.25

〈ディーゼル〉の軽くて楽ちんな“ジョグジーンズ”の新作!
心地いいデニムが大人には必要だ!

デニムの力強さや爽やかなルックスは唯一無二。でも大人としては、穿き心地も大事。その両面を高いレベルで兼ね備えているのが、〈ディーゼル〉の“ジョグジーンズ”だ。スウェットのような軽い穿き心地ながら、デニムらしい奥深い魅力を備えた新作がずらり!

TAGS:   Fashion Denim
〈ワンミニットワンセカンド〉のウエアで快適にお洒落する!リラックスしたい休日はひと味違う日常着で!
SPONSORED
2026.08.25

〈ワンミニットワンセカンド〉のウエアで快適にお洒落する!
リラックスしたい休日はひと味違う日常着で!

慌ただしく過ぎる毎日だからこそ、オフはリラックスできるウエアで過ごしたい。とはいえ、そこに個性やセンスも表したいというのが大人の本音。〈ワンミニットワンセカンド〉ならば、ベーシックなアイテムに今の気分を取り入れ、快適さと洗練度を両立。 よ…

TAGS:   Fashion

NEWS ニュース

More

loading

ページトップへ