Safari Online

SEARCH

CARS クルマ

2025.09.18


すでに1年半待ち! 〈ランボルギーニ〉ウルスSE

いよいよスーパーカーの世界にも、電動化の波が押し寄せている。それを嘆くオールドファンもおられよう……。いやそのお気持ち、痛いほどわかりますよ。惜別の念が尽きないのはいたし方ない。が、ただただ悲嘆に暮れるのは早計というモノだ。それを物語るのがそれぞれのブランド美学が注ぎ込まれた“イマ”のプラグインハイブリッドマシン群。すでにレヴエルトという、パワーユニット違いのハイブリッドスーパーカーを持つ〈ランボルギーニ〉からも、第2弾となる電動SUVが登場した。そのウルスSEに、福井県で試乗が叶った。

このウルスSEは〈ランボルギーニ〉のSUVとして、初のプラグインハイブリッドモデルとなる。V12エンジンのレヴエルトとは違い、ブランド初4ℓV8ベースの電動パワーユニットだ。トルコン式の8速ATの中にモーターを組み込んだハイブリッドシステムで、荷室下に95.9kWhのバッテリーを搭載する。システム最高出力は800PS。0-100km/h加速は3.4秒と、先代であるウルスSを上回るスペックを持つ。

さて、この刷新に伴い、デザインも先進的に生まれ変わったことにまず触れたい。ブランドロゴである雄牛から、その尾をモチーフにしたというヘッドライトがよりシャープな印象を強める。グリルにまで伸びた切れ目のない長いボンネットフードは、空気による浮き上がりを抑えると同時に、近未来的なフローティングデザインとして新採用された。また、ナンバープレートもウルスSよりちょっと上に。より開口部がグワッと目立つのも〈ランボルギーニ〉らしくてイイ。

インテリアでは電動化したことにより、独自の進化を遂げている。まずメインディスプレイが大型化し、率直に使いやすくなった。さらに注目なのはシフトボタン周辺で、航空機のスラストレバーのような形状がどんとコンソールの真ん中、お馴染み真っ赤なフラップのあるスタート/ストップボタンの上部に君臨する。コレを引くとリバースに入るのだが、ドライブのボタンは存在しない。前に進むときはステアリングホイール右側のパドルシフトを引くのだ。

そしてこのシフトレバー左右には、タンブーロ(イタリア語で太鼓)と呼ばれる、ふたつのスイッチが並ぶ。これこそが電動の恩恵で、右側は“EV”“ハイブリッド”“チャージ”などのパワーソース選択系、そして左側にはおなじみ走行モードの“アニマ”が備えられている。“ストラーダ(一般道)”“スポルト”“コルサ(サーキット)”に加え、SUVらしく“サビア(砂地)”“テッラ(泥地)”“ネヴェ(雪道)”の悪路系制御も。つまり、左右を組み合わせると非常に多彩なドライブモードが用意されているということだ。この操作系はこのウルスSE独自のモノ。レヴエルトともまた趣向が異なるのがユニークだった。

試乗シーンとして選ばれた福井は、北陸に位置する静かな街だ。「え、ここで〈ランボルギーニ〉?」と戸惑うものの、スターターボタンを押しても、そこに猛々しいエンジンサウンドはない。だから、街の景観を決して損なわないというのは、すこぶるクレバーだなと感じた。

さらに驚いたのは、あれだけのスペックを持ち、さらにウルスSよりも単純に100kgもの重量増を背負いながらも、驚くほどにサスペンションがなめらかなことだった。試乗車はオプションで選択できる中でも最も大きな23インチタイヤを装着していたというのに、だ。降雪地でもある福井の荒れたワインディングを、ウルスSEはするすると、リズミカルにフラットに駆け上がる。人里離れたところでいざ、タンブーロを切り替え、スポルトからコルサにまで変えてみる。途端にV8ツインターボが目覚め、いきなり雄牛が暴れ出すところは「待ってました!」の演出だ。電動サスペンションの制御も瞬発的で、走行モードや路面に合わせ、車高をも細かに調整するというのだから気持ちよくないワケがない。タイトすぎないステアフィールも心地よかった。パワーに関してはもう……言わなくてもわかるでしょ?

しかしこのウルスSE、すでにウェイティング・リストが1年半分あるという。レヴエルトは2年分。富裕層はすでに、モーター+エンジンの贅沢なコラボの味を知っている、ということ !?

気になるスペックは?

★DATA 〈ランボルギーニ〉ウルスSE
●全長×全幅×全高:5123×2022×1638㎜
●ホイールベース:3003㎜
●エンジン:4.0ℓV型8気筒ツインターボ+モーター
●エンジン最高出力:456kW(620CV)/5500rpm
●エンジン最大トルク:800N・m/2250〜4500rpm
●モーター最高出力:141kW/3200rpm
●モーター最大トルク:483N・m
●システム最高出力:588kW(800CV)/6000rpm
●トランスミッション:8速オートマチック
●駆動方式:四輪駆動

 

 
Information

●ランボルギーニ カスタマーサービスセンター
TEL:0120-988-889

●公式 Instagram(@safarimagazine_official)はコチラ

文=今井優杏 text:Yuki Imai
テカりに打ち勝つ美容液が決め手に!?アワードで選手たちのかっこよさを支えた〈SHISEIDO MEN〉!
SPONSORED
2026.06.21

テカりに打ち勝つ美容液が決め手に!?
アワードで選手たちのかっこよさを支えた〈SHISEIDO MEN〉!

シーズン中に活躍した選手並びにチームを讃える“B.LEAGUE AWARD SHOW 2025-26”。受賞者たちは華々しくランウェイを闊歩したが、男らしくスタイリッシュなビジュアルの舞台裏には、“テカり知らずの清潔感ある肌”も一役買って…

TAGS:   Health&Beauty
夏アイテムが充実した〈ジースター〉から目が離せない!男らしい重厚感はそのままに、見た目も着心地も涼しげに!
SPONSORED
2026.06.10

夏アイテムが充実した〈ジースター〉から目が離せない!
男らしい重厚感はそのままに、見た目も着心地も涼しげに!

デニムといえば男っぽくて力強いイメージが魅力だが、夏場はどうしても暑苦しい気がして、つい避けてしまいがちではないだろうか。ところが、そんな先入観を覆す新作コレクションが、オランダ発のデニムブランド〈ジースター〉から登場。地球規模の猛暑が続…

TAGS:   Fashion Denim
落合宏理 meets “LONDON STYLE”〈レンジローバー〉の新型SUV、その魅力。
SPONSORED
2026.05.29

落合宏理 meets “LONDON STYLE”
〈レンジローバー〉の新型SUV、その魅力。

快適かつ美シルエットな〈アウール〉の新定番。オフタイムを彩る大人の味ありパンツ。
SPONSORED
2026.05.29

快適かつ美シルエットな〈アウール〉の新定番。
オフタイムを彩る大人の味ありパンツ。

〈アウール〉の代名詞といえば、美シルエットで快適なトラベルパンツ“マルペンサ”。これまで培ってきたノウハウを落とし込んだ新作パンツが、今期は豊富にラインナップ。“マルペンサ”のサマースタイルをイメージした〈Safari Lounge〉との…

TAGS:   Fashion Urban Safari
RED RICEが手掛けるゴルフウエア〈キレル〉がデビュー。機能はしっかり、見た目はスマート。大人のゴルフを格上げするウエア。
SPONSORED
2026.05.29

RED RICEが手掛けるゴルフウエア〈キレル〉がデビュー。
機能はしっかり、見た目はスマート。大人のゴルフを格上げするウエア。

湘南乃風のRED RICEは、自身でレッスンスタジオを手掛けるほどの本格派ゴルファーとして知られる存在。そんなRED RICEプロデュースの〈キレル〉がデビュー。体格を問わず大きいサイズでもスマートに“着れる”洗練されたシルエットと、四季…

loading

ページトップへ