〈ブルガリ〉の極薄スポラグ時計は、
どこが進化した!?
〈ブルガリ〉の創業130周年にあたる2014年に誕生した時計、オクト フィニッシモ。名前にあるフィニッシモは超薄型を意味していて、まさにその驚異的な薄さとエレガントさが特徴のタイムピース。モダンなスポーツウォッチとして、アクティブな大人から支持を集めているのは『Safari Online』読者もご存知だろう。で、その新作というのが、オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT チタニウム。「うん? ずいぶんとたくましくなった印象だな」ご明察。こちらは既存のモデルから文字盤とストラップを一新。スポーティさが際立つ仕様へアップデイトしている。
〈ブルガリ〉の新作は、オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT チタニウム。これまでのコレクションと同様に、ケースの厚みが6.9mmと超薄型のモデル。これは、3.3mmというこれまた驚きの薄さのペリフェラルローターを搭載したムーブメント、BVL318キャリバーを採用しているから。ちなみにペリフェラルローターとは、ムーブメントの周囲をローターが回転することでゼンマイを巻き上げるローターのことだ。
そしてもうひとつ目の引くのが、コレクションらしい8角形のケース。これは310年前後、古代ローマに建てられた公会堂“マクセンティウスのバシリカ”から着想を得て生み出されたデザインなんだとか。そのケースは、素材にチタンを採用。サンドブラスト加工を施し、タフなイメージを際立たせている。
で、今回アップデイトされた文字盤は、ブラックオパリンを採用。これまで纏っていたエレガントさはそのままに、精悍さが増した1本となっている。クロノグラフ機能とGMT機能を組み合わせているため、3時位置にあるサブカウンターはセカンドタイムゾーンも表示可能。9時位置の横にはプッシュボタンでは、ローカルタイムゾーンの調整ができるようになっている。
発売中。ケース径42mm、自動巻き、チタンケース、ラバーストラップ、30m防水。187万円(ブルガリ/ブルガリ ジャパン)
オクト フィニッシモといえばブレスレットが印象的。けれども、こちらはラバー製ストラップを採用。アクティブなシーンに、より馴染みやすい見た目へと進化している。
スポーティで精悍な印象となった〈ブルガリ〉の極薄スポラグ時計。黒パーカとグレースウェットパンツなど、トーンを合わせたスポーティコーデにサッと投入。そうすれば、グッと上品になり、お洒落に見えること間違いなし!
●ブルガリ ジャパン
TEL:03-6362-0100