〈ブルガリ〉の新作は、
まるで計器のようなスポーツウォッチ!
ジェラルド・ジェンタといえば、時計好きならご存知だろう。〈オーデマ ピゲ〉のロイヤルオークや〈パテック フィリップ〉のノーチラスなどをデザインした、時計界の天才といわれる存在だ。その彼に敬意を捧げたモデルが、〈ブルガリ〉が2019年に発表したジェラルド ジェンタ アリーナ バイ レトロ 50周年記念モデル。1969年に誕生した傑作モデルを、復刻させた1本は、〈ジェラルド・ジェンタ〉ブランドの復活を告げられたと話題になった。で、その2020年の新作が先ごろ発表に。その装いは、まるで計器なようなスポーティな姿へと進化。これなら、まわりの視線を独り占めすること請け合い!
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〈ブルガリ〉の新作は、ジェラルド ジェンタ アリーナ バイ レトロ スポーツ。昨年のモデルがクラシックで、どことなくかわいらしさもあった見た目だった。しかしながら、今年は一転、タフでスポーティな雰囲気へと様変わりしている。
古代のアリーナの構造から着想を得たという厚手で丸みのあるアリーナケースは、素材にチタンを採用。同じくチタン製のベゼルはブラッシュ仕上げを施し、スポーティさを際立たせている。
文字盤には、モデルの特長のひとつであるジャンピングアワーを12時位置に配置(窓になっているところね)。分表示は、上半分に弧を描いているインデックスが知らせてくれる。分針が左から右へと扇状に移動し、60分を指すと00位置へとジャンプして戻ってくる仕組みだ。
6時位置には日付表示を装備。こちらも1日から小さな弧を描きはじめ、月末になるとまたジャンプして月初に戻る仕掛けになっている。う〜ん、なんともユニークで存在感あふれる1本。2つのジャンピングアワーが、まるでクルマやバイクのタコメーターのようで、実にカッコイイ。見た目も、文字盤のブラックとアンスラサイトカラーに、針とインデックスのイエローが絶妙にマッチ。遊び心だけでなく、お洒落さも纏っているなんて、さすがはジェラルド・ジェンタ。恐れ入ります。
12月発売。ケース径43mm、自動巻き、チタンケース、アリゲーターストラップ、100m防水。161万円(ブルガリ/ブルガリ ジャパン)
こちらのタイムピースは、12月発売。ということは、空気が澄んだ冬のお楽しみでもある夜景ドライブの相棒にうってつけな1本ということ。ハンドルを握る手元から除く、タフでスポーティなフェイスを想像したら、是が非でも欲しくなるはず!?
●ブルガリ ジャパン
TEL:03-6362-0100