〈グラハム〉の新作は美女にうっとり!?
唯一無二の見た目に唸るトリガー時計!
無類の時計好きなら、高級スポーツラグジュアリー時計をはじめ、多くの機械式時計を持っていることかと。でも、そんな人に限って「なにか面白い時計ってないの?」と思っていたりしませんか? その原因は、手持ちに遊びの効いたデザインの時計がないから。そりゃそうだ。いくら品格ある時計を揃えていても、たまには気分を変えたくなるってもの。ま、人間だから飽きるしね。で、そんな人に是非見てほしい時計がここに。それが、この〈グラハム〉“クロノファイター ヴィンテージ ノーズアート”だ。
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まず目を奪われるのが、ダイヤルで踊るセクシーな美女たち。これは軍用機の機首にペイントするノーズアート(映画『メンフィス・ベル』の爆撃機にも描かれていた、アレ!)から着想を得たもの。1950年代のロックンロールを思わせるテイストはとっても楽しげで、見るたびに陽気な気持ちにさせてくれる。しかもこの美女たちにはそれぞれに名前がある。ダイヤルをよ~く見て。リンダ、クロエ、ベラ、ルシアとなっているでしょ? そして、さらに驚くべきは、この絵はよくあるプリントではないってこと。つまりダイヤル1個1個が手描き。女性の真っ赤な口紅まで細かく描くほど、丁寧に仕上げているのだから恐れ入る。
そしてもうひとつの大きな特徴が、巨大なトリガー。一体なんなのか? これはプッシュボタンになっていて、親指で迅速に操作ができるというもの。では、なぜこんな形をしているか? それは、“クロノファイター ”の名に理由がある。第2次世界大戦中、パイロットが防寒用の分厚いミトングローブをつけていても操作がしやすいように大型のプッシュボタン式になったのだとか。奇抜なデザインの裏側に、このようなエピソードが隠されているなんて、ホラ、ますます惹かれちゃうでしょ?
しかしまあ、よくこんな独自性のあるモデルを作ったな〜と感心するばかりだけど、これはブレない魂がそうしたもの。というのも、スイスの高級時計〈グラハム〉は、“通好みの時計”作りを哲学としているブランド。時計業界の流行とはあえて真逆のデザインを発表する、そんな気骨あふれる姿勢だからこそ生まれたコレクションなのだ。
ちなみにコチラの時計は世界限定各100本。ダイヤルのデイデイトの下にはシリアルナンバーをあしらい、コレクション性も高くなっている。気になった美女がいたら、お早めに声をかけてみてはどう⁉
●グラハム(DKSH ジャパン)
TEL:03-5441-4515