これからの季節はTシャツの上に薄手のアウターを1枚羽織る機会が多くなるはず。白Tシャツの上にグレーのジップパーカを合わせる、なんてときに手元にあると助かるのが同系色の時計。着こなしを格上げしてくれるうえに、トーンが同じだから全体がまとまった印象になるというわけ。で、紹介したいのが〈ユリス・ナルダン〉のダイバー クロノグラフ グレートホワイト。ガッチリとしたシルバーのチタンケースに、グレーの文字盤が実にお洒落。しかもこちらのダイバーズ、売り上げの1%をサメの保護活動に寄付されるんだとか!
常にサメの動向に目を向け、世界中のサメ保護への貢献を高めていた〈ユリス・ナルダン〉。今回、多くの企業が売り上げの1%を環境団体に寄付することを推奨する国際組織“1% FOR THE PLANET”とパートナーシップを結ぶことに。さらに、ヨーロッパを代表するサメの保護団体“シャークトラスト”との提携もあわせて発表した。〈ユリス・ナルダン〉にとってサメはアバターであり、大切なアイコン。そんなサメも現在は、乱獲によって多くの種が絶滅の危機に瀕しているそう。この海洋生態系のバランスが失われないよう、サメの未来を守るために立ち上がったというわけ。
サンドブラストとサテン仕上げのチタンケース、ホワイトのラバー引き逆回転防止ベゼルを組み合わせた、こちらのタイムピース。ブルーとホワイトのアクセントが施されたグレーの文字盤にはブランドロゴが鎮座。その下には“GREAT WHITE”の文字が配されている。
ダイヤル表面にもザラついたサンドブラスト加工を施し、マットな質感を演出。グレーカラーは都会的で清潔感のある印象を与えるほか、サメの皮も連想させるため、環境保護への思いもいっそう強く感じられるはず。ドーム型サファイアガラスを備えたコンケイブ型ベゼルは、サメの調査や深海へ潜るダイバーのためにデザインされたもので、洗練された見た目もお洒落で、なんとも大人好み。もちろん、水深300mに耐えられるように設計された機能はいわずもがな。
ムーブメントは、スイスのル・ロックルにある本社で開発した、革新的なシリシウム・テクノロジーを用いた自動巻きキャリバー“UN 150”。深海へ潜るためにデザインされた現代的な機能を備えているのが特徴だ。ダイビングに必要な30分計をはじめ、12時間計、スモールセコンド、日付表示、シリシウム製がんぎ車&アンクル&ヒゲゼンマイを搭載。パワーリザーブは48時間となっている。
世界300本限定。ケース径44mm、自動巻き、チタンケース、ラバーストラップ、300m防水。159万5000円(Dバックル仕様は162万8000円)(ユリス・ナルダン/ソーウインド ジャパン)
チタンの尾錠が付いたストラップはホワイトのラバー製でサメのシルエットが浮き上がり、インデックスバーとともに深海の暗闇でも光る仕様に。こんなギミックがあるとさらに愛おしく思えるはず。
ホワイトとグレーで統一されたシックな見た目が都会でも映えそうな〈ユリス・ナルダン〉の限定ダイバーズ。秋冬といえば大人が好きなモノトーンが似合う季節だけに、こちら1本があればコーデの格上げにひと役買ってくれること請け合い。しかも、売り上げの一部がサメの保護活動に使われるのだから、海洋保全に気を配る海好きにとっては願ってもないことじゃない!?
●ソーウインド ジャパン
TEL:03-5211-1791
URL:https://www.ulysse-nardin.com/jp