次のロードトリップは“ハイウェイ 1”で! Vol.1
カリフォルニアを味わいつくす“夢のドライブ”に行ってみない?
一度は夢見るアメリカでのロードトリップ。といったら、国を東西に横断する“ルート66”をイメージする人も多いかも。もちろん、それも魅力的だけれど、次の旅では“ハイウェイ 1”ドライブでカリフォルニアを堪能してみませんか?
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もしかすると日本ではあまり知られていないかもしれないけれど、アメリカ人にとって“人生で一度はドライブしてみたい道”といわれるのが“ハイウェイ1”。北はメンドシーノカウンティのレゲット、南はオレンジカウンティのダナポイントまで、まさにカリフォルニアの海沿いを縦断するように走っている。
そんな道が実は大きな土砂災害で長らく閉鎖されていたのだが、このたび美しく整備されて再開通。ローカルのみならず、全国ニュースになるほど再開通を喜ぶ声が届いたとか。
それほどまでに“ハイウェイ1”には愛される魅力があるのだ。
とにかく美しい海岸線が楽しめる!
まず触れなくてはならないのは“ハイウェイ1”沿いの一番の魅力である、美しく壮大なコーストライン。特にカーメルやビッグ・サーなどのセントラル・コースト・エリアは崖下に迫力ある海を臨む道で、南カリフォルニアのレイドバックしたビーチ沿いの道とはまた違った雰囲気。水の透明度も高く、青く透ける海を背景に駆け抜けるのは“ハイウェイ1”ならではの体験。カリフォルニアらしいスケールの大きな景色は一度その目で見ておくべき!
どんどん変化していく自然の景色!
“ハイウェイ1”の魅力はその海岸線だけではない。ドライブしていくと、どんどん景色が変わっていくのも面白い。たとえば上の写真のようにマイナスイオンを感じる美しいレッドウッド(セコイア)群を通り抜ける箇所があったり、一面に黄金の草原が広がる景色が現れたり。ときには神秘的な霧に覆われることも。数時間ドライブするだけでカリフォルニアの景色を楽しみつくせるといっても過言ではないのだ。
看板などに視野が遮られない!
これは、実際にローカルたちも自慢のひとつに思っているみたい。というのも、アメリカのフリーウェイというと、道路脇に巨大な広告看板(ビルボード)が並んでいるのがお決まり。だが、“ハイウェイ1”は珍しい例外。カリフォルニアの州道としてはもっとも長距離ながら、道沿いにはそういった看板がほとんどない。美しい景色を邪魔されることなく、とことん堪能できるのだ。
昨年の土砂災害から1年以上不通となっていた“ハイウェイ1”。それが今年の7月、ついに修繕工事が終了し(予定より2日早く!)再開通。世界14カ国から集まったメディアとこれを祝うローカルのクルマ好きたちが集まり、モントレーからモロ・ベイまでおよそ146マイル(=約235㎞)の”ハイウェイ1“を走り抜ける”ドリーム・ドライブ“というイベントが開催された。その詳細はのちにレポートするが、いかにこの再開通が待ち望まれていたか、象徴しているでしょ?
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