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2020.11.27


【ギリシャ/サントリーニ島】カナベス・イア・エピトーム

世界一の夕陽として知られる、サントリーニ島のイア。日没が近づくにつれ、真っ白なキクラデス様式の建物で埋め尽くされた斜面に人々が集まってくる。すべてが茜色に染まる一日の終わりには、人・人・人でごった返す。〈カナベス・イア・エピトーム〉は1985年に開業し、いまや6つの宿を展開する家族経営のホテルグループの最新リゾート。


[カナベス・イア・エピトーム]
Canaves Oia Epitome

冒頭で紹介した夕陽の名所から少し離れた、のどかな漁村を見下ろす崖の上に立つ。島の北端の西側に面し、喧噪から離れて、心穏やかにエーゲ海やティラシア島のサンセットを満喫できる立地だ。2018年のオープンから間もないが、権威ある海外旅行誌の『ワールドベストアワード2020』のホテル部門トップ10にも、すでにランクイン。

すべてヴィラタイプで、全部で24棟。伝統的なキクラデス様式にインスパイアされたデザインは、ごつごつとした岩組みと白壁のコントラストがモダン。サントリーニ島といえば、白一色の洞窟スタイルがポピュラーななかで、異色な存在だ。また、どのヴィラからもエーゲ海とサンセットを望めるのも嬉しい。

広さ45㎡以上のヴィラのテラスは、温水のプライベートプールとサンベッドを配置。2フロアに分かれる“アクア・リトリート・2ベッドルーム・プールヴィラ”なら、揺れるハンモックから、あるいはプールから、サントリーニ島のアイコン的眺めを一望できる。

気になる食も充実。“エレメンツ・レストラン&バー”は、モダンヨーロピアン料理をギリシャ風にアレンジ。最近、賞に輝き、地元の美食を牽引している。加えて、ワインテイスティングやセーリングなどのアクティビティも多彩。地元ガイドが案内するツアーでは、リアルな村の暮らしも垣間見られる。夕陽だけではない、島の奥深さを楽しめるはず。

メインプールからサンセットを望む。観光客の喧噪とは無縁で、雄大な美しい夕陽と向き合える

アーチなど伝統的なキクラデス様式を取り入れつつ、現代的デザインに。ヴィラのオープンテラスはスペースが広く、温水プールや部屋タイプによってはダイニングエリアも

ワイルドな風景が広がる島の北部。ダウンタウンの白い町とは異なる趣

全棟に温水のプライベートプールを配置。通年、快適に泳げる

ハイエンドの“アクア・リトリート・2ベッドルーム・プールヴィラ”には、プールの中が見えるシースルーガラスがある

How to Reach?ヨーロッパや中東の諸国を経由し、ギリシャの首都アテネへ。アテネからサントリーニ島へは国内線の利用がスムースで、所要時間約50分。高速船の場合、アテネのピレウス港(中心地から地下鉄で約15分)から約5時間。

こんな体験ができる!エーゲ海を豪華なカタマラン船やセーリングボートでクルージング! ホテルは様々なタイプの船を数隻所有しているので、プライベートチャーターもOK。カルデラの岩壁を見上げたり、秘密のビーチに上陸したりなど、一歩踏みこんだ体験ができる。もちろん、カヤックやシュノーケリングも充実。さらにローカルガイドによる島案内では、伝統的な暮らしを守る村へ訪問し、素顔のサントリーニ島を見ることができる。

 
Information

●Canaves Oia Epitome[カナベス・イア・エピトーム]
住所:84702, Oia, Santorini, Greece
TEL:+30-22860-71453
日本語での問い合わせ先:スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド
TEL:006-633-813-074(無料通話)
URL:https://canaves.com/canaves-oia-epitome/
※新型コロナウイルスによる渡航制限に関しては、外務省ホームページにて最新の情報を確認してください。

雑誌『Safari』1月号 P216~217掲載

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文=古関千恵子
text : Chieko Koseki
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