アユン川と緑の渓谷が織りなす絶景で評判の〈マンダパ・リッツ・カールトン・リザーブ〉!
バリ島の内陸部、しっとりとした熱帯雨林に包まれた、芸術と祈りの村ウブド。今見られるバリ島の伝統舞踊や色あざやかな絵画が生み出され、世界へ広がっていった発信地でもある。ここに流れるどこかスピリチュアルな“気”が、芸術家の感性を刺激するのかも。そんなウブドで、作品の題材にたびたび使われているのが、アユン川と緑の渓谷が織りなす景観。多くのラグジュアリーホテルもアユン川ビューを自慢にし、それぞれ趣も異なっている。なかでも一番の絶景と評判なのが、こちらの〈マンダパ・リッツ・カールトン・リザーブ〉。
- SERIES:
- 眺めのよいホテル! vol.17
ウブドの中心部からクルマでわずか10分。到着してまず通されるのが、高台に立つ“ワンティラン”と呼ばれるウェルカムパビリオン。ここからリゾート全体を見渡すことができる。民家のようなヴィラ群やライステラス、ゆったり蛇行するアユン川に対岸の緑の渓谷。ライステラスでは時折、牛車や農作業をする人々の姿も。ひと昔前のバリ島の平和な村にタイムトリップしたような光景で迎えられ、しばし村人に仲間入りした気分に。
地元職人の技術をちりばめ、バリ島絵画で彩られた客室は、スイートとヴィラが計60。なかでも憧れは“1ベッドルーム・リバーフロントプールヴィラ”。昔ながらの割れ門を抜けると、熱帯の花々で彩られた庭に、メインヴィラ、プライベートプール、独立した半屋外のリビングなどが点在。せせらぎに包まれながらプールで泳ぎ、全開にしたリビングで風に吹かれながら間近に迫るアユン川を見下ろす。そんな贅沢なウブドの味わい方ができるってわけ。ちなみにふたつのレストランやヨガパビリオンからもこの清冽な川が愛でられる。
アユン川を五感で感じる日々は、ふと絵筆を取ってみようかと思わせる。どうやらウブドマジックにかかったようだ。
全室で24時間対応のバトラーサービスが受けられる。バトラーサービスに定評があるリッツ・カールトン、しかもワンランク上の“リッツ・カールトン・リザーブ”となれば、その質の高さは規格外⁉
竹で作られたユニークなフォルムのスイートルーム。エントリーレベルでも広さ100㎡以上。
バーを併設したメインプール。おしぼりや冷たいフルーツ、日灼け止めなど、細やかなプールサイドサービスを受けながら、ライステラスやヴィラ群を一望に。
アユン川のほとりに位置する地中海・ヨーロッパ料理レストラン〈クブ〉。“コクーン”と呼ばれる竹で編んだ繭のようなテーブル席は、窓のすぐそばに川が迫る。
ングラ・ライ国際空港からクルマで約70分。無料駐車場もあるが、自分で運転するよりもタクシーなどでの移動が無難。ウブド王宮など中心地へはクルマで約10分。シャトルバス送迎あり(帰りは有料)。
旅に関するオススメの連載はコチラ!
◆海リゾートが呼んでいる!
◆映画を巡る旅に出よう!
◆クルマで“オーベルジュ”へ出かけよう!
●マンダパ・リッツ・カールトン・リザーブ[Mandapa, a Ritz-Carlton Reserve]
住所:Jalan Kedewatan, Banjar Kedewatan, Ubud, Gianyar, Bali, Indonesia 80571
TEL:+62-361-4792777
料金:リザーブスイートUS$1200~、1ベッドルーム・リバーフロントプールヴィラUS$2200~、マンダパ3ベッドルーム・プールヴィラUS$9000~ほか
URL:https://www.ritzcarlton.com/ja/hotels/dpsub-mandapa-a-ritz-carlton-reserve/
●日本での問い合わせ先/ザ・リッツカールトン 東京・予約センター
TEL:0120-853-201
雑誌『Safari』10月号 P226~227掲載
“眺めのよいホテル!”の記事をもっと読みたい人はコチラ!
●『Safari Online』のTikTokがスタート!
こちらからアクセスしてみて!
text : Chieko Koseki