知る人ぞ知るローカル店だから、自分だけのこだわりに!
西海岸のお土産Tで旅行気分に浸る!
映画で見た“アメリカ”ってこんな感じ!という名物レストラン。古きよき時代のダイナー文化がそのまんま味わえるハリウッドの有名店。お土産Tのモチーフはなぜかお店よりもアメ車が主役に。ザ・アメリカな発色や絵のタッチのベタなところもたまらない。
イン&アウトバーガー
背中にもあるように、“カリフォルニアの味”として地元に愛されているハンバーガーチェーン。注文を受けてから調理するフレッシュな味が人気の秘密。実はお土産Tには多くのデザインがあって、それを集める人も。現地ではTシャツ以外に靴下も人気のお土産だとか!
4490円(ジャラーナ/ジャラーナ 御徒町駅前通り店)
プライムピザ
NYスタイルのピザをLAに持ち込んだ名店。美味しさの秘密はひと晩寝かせるモチモチ生地。健康志向なLAではグルテンフリーピザが人気! 地元産トマトやオレガノを使ったシンプルな味わいが魅力。Tシャツに描かれたのはマスコットの“ピッツァマン”。
誰かに教えてもらわなければ、まず入らないような飲食店というものがある。今にも朽ち果てそうな店構えの定食屋だったり、店先に古い食品サンプルが飾ってある町中華だったり。こうした店に堂々と入っていく人を見ると、常連なのか、はたまた多大なる勇気の持ち主なのか、謎に思うこともある。ただ、ひとついえることは、こうした店にこそ、安くて美味しいところがあったりする。そう、虎穴に入らずんば虎子を得ずということだ。そして、それが正しい虎穴かどうか(旨いかどうか)は、その土地に住むローカルにしかわからなかったりする。
世界共通のチェーン店系であれば、ある程度の味の予想はつく。しかし、地元にしかないローカルチェーンや個店系は、よそ者には全く想像がつかないのだ。しかし、逆にいうと、そういう店を上手に使いこなせればローカルに見られるということでは? ということで、ローカルな店のお土産Tを集めてみた。コレどういうことかといえば、あまり日本人が知らない、これらカリフォルニアのローカル店のTシャツを着ていれば、わかる人が見ればかつて住んでいたのか、あるいは相当のカリフォルニア通かと思われる。どう⁉ コレちょっと嬉しくない?
こうした派手なプリントTというのは、着る人との関連性や意味が出てくるので、そのあたりをうまく利用するというわけ。もちろん、知らない人は全くわからないので、そのあたりもまた自分だけの秘かなこだわりとなる。そして、まだカリフォルニアへの旅行もままならない今、こうしたTシャツ、日本にいながらも旅気分を味わえるツールにもなるよね。
フィリップ・ザ・オリジナル
看板メニューは、煮込んだ牛肉と煮汁が染み込んだバンズが絶品の“フレンチディップサンドイッチ”。LAのユニオン駅近くで創業したのは1908年と古く、マスコットの“フィリップマン”もレトロ。プリントもなんだかいなたい。
4990円(ジャラーナ/ジャラーナ 御徒町駅前通り店)
フォッセルマンズアイスクリーム
1919年の創業当初から変わらないレシピで作る自家製アイスクリームが、老若男女に大人気。場所はLA近郊の街・アルハンブラなのに、ノスタルジックな美味しさを求めて通う人も多いのだとか。Tシャツにプリントされたグラフィックはお店の看板にも使われているもの。
4490円(ジャラーナ/ジャラーナ 御徒町駅前通り店)
マクドナルド マリブ店
〈マクドナルド〉自体がカリフォルニア生まれなのは有名な話だが、マリブ店のご当地Tはひと味違う。セレブも豪邸を構える高級住宅街として知られる一方、有名サーフポイントもあるということで、ドナルドも気持ちよさそ~に波乗り中。
3990円(ジャラーナ/ジャラーナ 御徒町駅前通り店)
ピンクスホットドッグ
ここの絶品チリドッグは、ハリウッド名物のひとつ。映画の街にちなみ、“ラ・ラ・ランド・ドッグ”などがあるのも面白い。かつてブルース・ウィリスがデミ・ムーアにプロポーズしたのもココだとか!? TシャツのデザインはロックT風。
●ジャラーナ 御徒町駅前通り店
TEL:03-3834-0966
雑誌『Safari』6月号 P86~87掲載
styling : Ryosuke Endo text : Takumi Endo photo by AFLO