風格に満ちたヴァンドーム修道院アトリエの外観。2年間の改修期間も含め完成までに3年を要した
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アトリエ2階の様子。ここではレザーのシティバッグなどが作られている
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ひとつめは歴史的建造物のヴァンドーム修道院のアトリエ。2032年に1000周年を迎えるこの建物の歴史を保存。そして、かつての栄光を復活させるためアトリエに改築。外観や内観はそのままに、クラフツマンシップの伝統や文化を継承し、貴重なレザー製品を生み出している。
ふたつめはロラトワール・アトリエ。使用エネルギーを低減するため、周辺の環境や天候に考慮して造られたサステナブルな産業用建築物だ。さらに、自然光の利用を考え取られた大窓。電力消費を抑えつつ、チームに快適な作業環境作りにひと役買っている。まさに、地球にも人にも優しい場所だ。
常に最先端にいるからこそ、過去を振り返り、未来を見据える。〈ルイ・ヴィトン〉のそんなサステナブルな動きから、今後も目が離せない。
ロラトワール・アトリエには、天然水の確保のため貯水池や水路がある
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建物にはリサイクル、または環境に優しい建材が使用されている。骨組みには100%リサイクル金属を採用。電力用として太陽光パネルも設置
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雑誌『Safari』6月号 P231掲載
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